アフリカのサバンナでは沢山の野生動物が自然な形で生息しており、それぞれの生態などを知る事もできます。


しかし、弱肉強食でもある自然界の厳しさなども目の当たりにする事も多く、悲しみのあまり絶句することもありますが、中でもスプリングボックと言う動物をご存じでしょうか?


一見すると同じ草食動物のガゼルやインパラともよく似ている為、区別することは難しいですが、良く見ると微妙な点で違いがあることがわかります。

特にスプリングボックは、足の裏にスプリング(バネ)が付いているような高い跳躍が特技としています。


今回は、スプリングボックのジャンプがすごい!ガゼルやインパラとの違いについても解説します。

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南アフリカ原産?

スプリングボックは、南アフリカのラグビーのチーム名にもなっていますが、今回紹介するスプリングボックは南アフリカの草原に分布する草食動物の方になります。


スプリングボックは、偶蹄目・ウシ科・スプリングボックス属に分類される一属一種の偶蹄類動物で、見た目がシカでもウシに近い仲間であり、別名をトビカモシカと呼ばれています。


主に、アフリカのサバンナ、砂漠などに生息しており大規模な群れを形成して生活し、かつては数十万頭の大群で移動する姿が確認されています。


ぴょんぴょんと飛び跳ねます!

日本で見る事はできる?

スプリングボック ジャンプ ガゼル インパラ 違い 南アフリカ



スプリングボックは美しい垂直跳びを行う事が特徴的とされているため、そのジャンプを見て見たいと思う人は多いと思います。


しかし、ウシ科の動物の輸入には口蹄疫などが絡み厳しい検疫が必要になる事から、日本国内の動物園で見る事は難しいようです。


その為、スプリングボックを扱っている動物園は残念ながら無いのが現状であり、どうしても見たい場合は本場のアフリカまでいかないとみる事は出来ないようです。

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スプリングボックのジャンプがすごい?

何と言ってもスプリングボックの凄い所は、高いジャンプであり、別名にトビカモシカと言う名が付いているだけに、遊ぶときも嬉しいときも、メスにアピールする時も、事あるごとに見事な垂直ジャンプを見せてくれます。


その飛び方は、四肢をそろえてゴムまりが弾むように高さ3m~3,5mもジャンプするブロンキング行動と呼ばれる飛び方になり、偶蹄目の動物には多いとされています。


そんな中でもスプリングボックのジャンプは華麗であり高さがある事から空中を飛んでいるようにも見えます。


特に天敵から身を守るときや、興奮すると腰の毛を逆立てながら高くジャンプし、ジャンプすることで捕食者を高い位置から確認できたり、意表をつくなどの利点もあり、その他には高くジャンプ出来る事を天敵に知らせ、捕まえても無駄だと言う事を示すこともできます。


その為、ただ遊びで飛んでいる事もありますが、仲間に危険を知らせる為や身を守るために高くジャンプをすると言われています。

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スプリングボックとガゼルの違い

同じ偶蹄目の草食動物には、ガゼルやインパラなどもおりそれぞれ同じような容姿をしている事から見分ける事は難しいようです。


しかし、スプリングボックとガゼルなどを比べると、ガゼルの方が体色も若干濃い目であり体長も一回り大きいようです。

・スプリングボック

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体長:120cm~148cm 体重:20kg~45kg

吻端から眼を通り角のも基部にかけて灰褐色の筋模様が入っています。

オス・メス共に先端が内側に向かう竪琴形の角を持っています。

主にメスと幼獣から成る100頭前後の大規模な群れを形成しますが、以前は数万頭に達するほど大規模な群れを形成していたことがあります。

・ガゼル

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体長:140cm~165cm 体重:40kg~75kg

尾は若干長く、眼から鼻孔にかけて黒褐色の斑紋と体側面の黒褐色の帯模様が入っている事が特徴的です。

角はスプリングボック同様にオス・メス共に竪琴形の角を持ちますが、メスに比べてオスの方が太くて長いようです。

オス・メスが入り乱れた群れで行動し、主にペアでいる事が多いです。

これらの草食動物は、弱肉強食でもあるサバンナの大地では唯一癒し系動物として見る人の心を癒してくれる存在になりますが、ガゼルなどは生息地の環境破壊や食用、皮目的の乱獲によって生息数が激減している種もあります。

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スプリングボックとインパラの違い

サバンナの大地で癒し系の動物はスプリングボックと同じ偶蹄目のインパラも同じであり、大きさも差ほど違わない事から見分ける事は難しいと言われていますが、お尻にある川の字模様とメスは角を持たない事が特徴的です。

・インパラの特徴

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体長:120cm~160cm 体重:40kg~80kg

角に関してはオスのみに竪琴形の角があり長さは75cmにも達しますが、メスにはありません。

お尻に黒い川の字模様がある為、遠くからでも見分ける事は出来ます。

乾季になるとオス一頭で30頭~50頭のハーレムを形成し食物を求めて放浪します。

インパラもスプリングボック同様に危険を感じるとジャンプしますが、垂直ジャンプではなく幅もある為、走って逃げる事ができます。

走行速度は時速約60kmに達し、跳躍は約2.5m、幅10mにも達するためスプリングボックよりは天敵から逃げる事ができますよね。



スプリングボック、ガゼル、インパラの2種類のアンテロープを比べて見ましたが、どの種も素晴らしい角を持っています。


しかし、その角は戦闘能力は低く、天敵に襲われた場合は高いジャンプを利用してバラバラに逃げるだけです。


その為、幼獣は簡単に天敵に襲われてしまい、生後間もない幼獣は半分も捕食されるため、自然界が如何に厳しいものかが分かりますよね。

まとめ

スプリングボック ジャンプ ガゼル インパラ 違い 南アフリカ



アフリカのサバンナには、多くの肉食動物や草食動物が生息しており、自然界の掟でもある弱肉強食の世界がそこにはあります。


特に草食動物の多くは、数が多くても肉食獣に捕食される事が多く、一定の頭数を維持し続けているのは、そんな厳しい野生の世界だからこそ言えることです。


しかし、そんな厳しい世界でもそれぞれが生き延びるために様々な武器も備わり、中でも偶蹄目のウシ科の動物はブロンキング行動と呼ばれる高いジャンプ力を持つものが多いとされています。


そのブロンキング行動によって天敵をかく乱させて逃げ切る事ができますが、立派な角には戦闘能力はないため、天敵に襲われた場合はばらばらに走って逃げるだけで産まれたばかりの幼獣などは簡単に犠牲になってしまいます。


スプリングボックの高いジャンプは、身を守る時だけでなく仲間と遊ぶときや求愛の時にもみられると言います。


そんな姿は、「自分たちを襲っても無意味だよー」と言う天敵への精一杯のアピールとしても捉える事ができ、とても切なくも感じましたが皆様はどのように感じられたでしょうか。

以上、スプリングボックのジャンプが凄い!ガゼルやインパラとの違いについての解説でした。


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