ラマはご存知ですか?
10頭身?くらいの背が高くて顔が小さい動物です。
人間だったらモデル並みのスタイルのよさかもしれません。
しかも、癒し系の顔立ちでかわいいです。
目次
ラマの生息地
ラマは、リャマとも呼ばれていますが、生息地は南アメリカの以西、標高2000から4000メートルの高い山の草原地帯に住んでいます。
富士山級の高さの山で生活できると考えると、すごいですね。高い地域では酸素濃度が薄くなりますが、それにも対応できる動物です。
高原の木の葉や種子、根やコケなどを食べます。餌代がかからないところも、高い地域で生きるためのラマの力ですね。
ちなみにラマは、野生ではなくほとんどが、家畜として、重いものを運搬するためのロバや馬のような役割をしています。高いところで生活する人には貴重な動物と言えます。
ラマはラクダ科に属した動物ですが、ラクダのようなこぶは持っていません。
しかし、運搬仕事は得意なのは、ラクダ科だからかもしれませんね。画像で見ていただくとその愛らしさがわかりやすいですが、この愛らしさとは反して、体はかなり大きいです。
ラクダ科に属していますが、ラクダより大きく、体長は1.2メートルから2.5メートルまであり、体重も最低でも70キロ、大きいと150キロまである大物です。
ふさふさの毛で覆われており、毛並みの色は、黒色、白色、まだら模様など個別差があります。
ラマの性格は温厚?
では、見た目が可愛いラマですが、性格はどうでしょう?
ラマの性格は、見た目通り、おとなしくて人に慣れやすいです。
だからこそ、家畜として人間との生活が送れるのかもしれませんね。
おとなしくて、人間に忠実で信頼関係ができやすく、思い荷物を運搬する役割ができるのでしょう。
これもラマの生きる力ですね。
高い山で荷物を地道に運ぶラマは、忍耐強い動物ともいえます。
可愛いリャマさん♪
ラマとアルパカの違いは?
ちなみに、ラマとよく間違えられる動物がいます。
それは、アルパカです。
ラマとアルパカ、どう違うの?という方多いですね。
外見的には、ラマのほうが体は大きく、クールな顔立ちで小顔です。
ただ、大きな外見の違いは、大きさのほかに耳です。
ラマの耳は、バナナ状になって長く、アルパカの耳は小さくてピンと尖っています。
ほかにもラマの背中はこぶがなく、平らですが、アルパカの背中は丸くなっています。
しかも運搬用に活躍するだけあって、ラマの胴体はアルパカよりどっしりとした大きさがあります。
しかし、アルパカも同じラクダ科で生息地も同じアンデス山脈です。
さらにラマもアルパカも家畜として飼われていますが、ラマは運搬用に対して、アルパカはその毛をウールとして使われているのです。
アルパカの役割的には、羊のような感じですね。
性格もアルパカのほうが怖がりで神経質な一面があります。似ているようで似ていない、ラマとアルパカです。
どちらも高い山で生活する人には大事な存在です。
ラマは日本の動物園で見れる?
では、ラマは実際に日本の動物園で見ることができるのでしょうか?
日本では、
東武動物園
上野動物園
千葉市動物公園
神戸市立王子動物園
京都福知山動物園
大阪天王寺動物園
岡山県渋川動物園
出雲いりすの丘
とくしま動物園
長崎バイオパーク
大牟田市動物園
東北サファリパーク
仙台市八木山動物園
札幌市円山動物園
釧路市動物園
など北から南までラマを見ることができます。
生息地は、高い山の草原ですが、日本ではいろいろな場所で見ることができるのは、ありがたいですね。
至近距離で触れ合う場所としてサユリワールドや大分県のくじゅう自然動物園があります。
ただ、ラマを見に行くときは、必ず、ネットや問い合わせなどでラマがいるか、確認してから行くことをおすすめします。
いろいろな状況によって、いない場合があるからです。
生のラマがどんなに大きいか、どんなに癒し系なのかを見るために、近くで見ることができたらいいですね。
まとめ
ラマはいかがでしたか?
ちょっと興味がわく動物ですね。
アンデス山脈に住んでいるとは、そんな高い山に住んでいるような動物には見えませんが、酸素の薄い地域で生きることができるラマ。
見た目は、可愛いですが、実は忍耐力が強い動物なのかもしれません。
よかったらこちらの記事もどうぞ♪
→日本でラクダに乗ることはできる?尻尾の役割や胃袋について解説