グリーンイグアナは多数いるイグアナという種類の爬虫類の中でもとても人気が高く、餌も昆虫食ではないため飼育しやすいと感じる方も多いです。

草食性であるグリーンイグアナですが、野菜ならなんでも食べさせて良い、というわけではありませんので、これから餌にオススメの野菜や約1ヶ月分の餌代などをご紹介したいと思います。

これからグリーンイグアナを飼育しようと考えてる方や、最近あまり餌を食べてくれないという場合は、是非参考にしてみてください。

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目次

グリーンイグアナの餌はどんなもの?

爬虫類は昆虫食というイメージが強いですが、グリーンイグアナは草食性なため、餌は野菜などがメインになります。

野菜が主食!

昆虫も全く食べない訳ではありませんが、昆虫を消化しやすい内臓の仕組みがないため、体に負担をかけてしまいます。そのため、消化不良を引き起こしたり、最悪の場合は死んでしまうこともありますので、十分注意してください。

実際に与える野菜としてオススメなのが小松菜やチンゲン菜などの葉の物の野菜です。また、大根の葉やタンポポの葉なども食べさせることが可能です。

ただし、タンポポの葉は野外で採集してくる場合、除草剤が付着しているとグリーンイグアナの体調が悪くなることもあるので、やはり野草よりは野菜を与える方が安全でしょう。

その他にはニンジンやカボチャ、リンゴ、大豆などを組み合わせて与えてあげえると、より栄養バランスが整った食事になるので、葉の物の野菜になるべくプラスして与えてあげてください。

イグアナフードも手軽でオススメ

野菜よりも手軽な餌として、イグアナ専用の人工飼料も販売されています。

人工飼料は保存もきく上に、野菜よりも安価なため、餌代を抑えることができます。また、栄養面もしっかり考えられているので、これだけで飼育も可能ではあります。

しかし、中には全く人工飼料を食べないグリーンイグアナもいるので、購入時にショップの店員さんにどのように飼育していたか、何を食べさせていたのか聞いておくと餌のトラブルを回避することもできるでしょう。

また、人工飼料をメインに与えていても、少量の野菜を与えてあげると非常に栄養満点の餌となります。

たまにでも大丈夫ですので、人工飼料をメインの餌として与えているのであれば、野菜も少し与えるようにしましょう。

エサ代は月にどれくらいかかる?

グリーンイグアナの餌は、1日2回程度与えますますので、野菜をメインに与える場合は、その野菜によって価格の違いがあるため一律ではありませんが、以下のようになっています。

・モロヘイヤ・・・1ヶ月で約3500円
・チンゲン菜・・・1ヶ月で約1200円
・クレソン・・・1ヶ月で約8000円

となっており、またその他にも果物や、根菜などを与えることになりますので、この値段よりも若干高額になります。

また、野菜はまとめて購入しておくことが難しいため、購入頻度としては週1ぐらいとなるでしょう。

その他の餌として、イグアナ専用の人工飼料は1個1500円〜ぐらいで購入できますし、量もかなり多めに入っているので、大抵は1ヶ月持つかと思われます。

人工飼料は、とても安価ではありますが、野菜もたまに与える必要がありますので、さらにお金がかかりますが、普段の人間の料理を作った際に出た野菜クズなどを利用すれば、出費を抑えることができるでしょう。

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一度にあげる餌の量はどのくらい?

グリーンイグアナ 爬虫類

目安としては、一回に食べきれる量を与えるのが望ましいのですが、飼育を始めたばかりですと、なかなか分量が分からないと思いますので、若干多めに入れておいて残したら取り除くようにしましょう。

野菜は痛みやすいため、長時間飼育ケージに入れておくと鮮度が落ちていきますので、放置しないように気をつけてください。

ちなみに、イグアナ専用の人工飼料でしたら、比較的長時間置いておくこともできますので、お世話を小まめにするのが難しい方は、こういった餌を利用すると便利でしょう。

食事の頻度や与え方は?

給餌の頻度は1日1〜2回で問題ありませんので、手に野菜を持って声を掛けながら与えてあげてみてください。こうすることで、自然と手から餌を食べてくれるようになり、なつきやすくなります。

特に幼体から飼育しているのであれば、毎日このように給餌していくと懐きやすいので、なるべくこのようにして与えてあげましょう。

ただし、背中をイキナリ鷲掴みするとグリーンイグアナはビックリしてしまい、警戒心が溶けにくくなりますので注意してください。

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餌を食べないときはどうしたらよい?

数日程度でしたら、餌食べなくても問題ありませんが、あまりに食べない期間が多いのでしたら

・イチゴ
・食パン
・すりおろしたニンジン
・クローバー

などを与えてあげると、食べてくれることが多いです。

ただし、食パンはグリーンイグアナにはあまり適さない食材ですので、には日常的に与えるのは控えて、どうしても食べないときに与えるようにしましょう。

幼体の時の餌も同じで良い?

グリーンイグアナは幼体のときから野菜を食べますので、特別に違う種類の餌を与える必要はありません。

ただ、成長期ですので量は食べるだけ、しっかりと与えていきましょう。また、栄養バランスもとても重要になりますので、何種類か餌を組み合わせて与えるようにすると、より良いでしょう。

まとめ

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グリーンイグアナは野菜で育てることができるため、昆虫食が苦手な方も飼育しやすいメリットがありますが、一方で大きさが最大180cmくらいに成長する生き物です。

個体自体の価格も割と安価なため、飼育を始めやすいですが、飼育スペースが確保できるかなどの条件をクリアすることができてから、お迎えするようにしてください。

意外とグリーンイグアナは与えられたものはなんでも食べてしまうので、よく調べずに与え続けて、体調不良を起こしてしまう、ということも十分考えられます。

特に初めてグリーンイグアナを飼育するのであれば、飼育方法を調べたり、購入時にショップの店員さんに色々聞いておくと良いでしょう。

せっかくやってきたグリーンイグアナですから、是非長生きさせてあげてくださいね。

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