ワニと聞くとなにを想像するでしょうか。
ワニ革のバッグやペットとして飼っている人を取材したテレビ番組、ピーターパンのフック船長とのシーンなど、いろいろあると思います。
ただ総じて「可愛い」と感じる人はかなり少数派ではないでしょうか。
怖い、狂暴といったイメージが先行していると思います。
しかしテレビの取材等で見聞きしていると思いますが、ワニをペットとして飼育している人がいるのも事実で、もしかして人に懐くのかも……と思ったりもしますよね。
実際はどうなのでしょうか。
目次
ワニって恐い
ワニが怖いと感じる人の方が普通なのかもしれません。
人を襲うワニもいますし、ワニの捕食シーンの映像は迫力があります。
大きな口、鋭い牙、あれが噛みつかれたらひとたまりもないことは明白です。
日本ではしっかりと管理されていることが多いので、人が集まる場所にワニ出現というというニュースは聞きませんが、外国では普通に出現していたりすることもあるようです。
人間が噛まれた、食べられたというニュースも目にするので、基本、ワニは怖い生き物であると思います。
日本で飼えるワニもいる?
怖い存在ですが、中には愛好家がいるのも事実です。
実際、個人で飼育しているなどの映像がテレビで流れ知っている人もいることでしょう。
日本でも許可を取ればワニの飼育が可能になるのでしょうか?
はい、まさにその通りで、都道府県の知事の許可が必要になります。
書類の提出から飼育に適した環境なのかなどの審査もあり、また手続きにもお金がかかります。
それらがすべてクリアすることができれば、爬虫類専門のペットショップなどからお迎えすることが可能です。
飼育できる種類は小型から大型種まで飼育環境がそれに適していれば可能です。
ワニの寿命は長いので、そういったことも踏まえ、飼うワニの種類を決めることも必要かと思います。
ワニって懐くの?
ワニは犬並みの知識があるとも言われています。
歯磨きをしてもらっているシーンが有名ですが、ああいったシーンを見ると人に懐く爬虫類だと思ってしまいますよね。
しかし、懐いていると断言はできません。
個体差もありますし、ワニの種類によっては獰猛な子もいます。
飼い主に従順であっても、飼い主以外にも同じとは限りませんよね。
飼い主には従順になる可能性はあるけれど、飼い主以外を敵と認識してしまうリスクの方が高い……とだけ申しておきます。
ワニちゃんへ餌やり
ワニは脱皮する?時期や回数は?
ヘビの脱皮のように姿をほぼ残した状態で抜け殻が存在するというような脱皮はしません。
どちらかといえば、人の皮膚がポロポロと剥がれる時のような感じでの脱皮になります。
ワニの場合は、ウロコが1枚1枚剥がれたようなものが水に浮いていてはじめて脱皮をしていたことに気づく、というパターンが多いようです。
時期や回数に決まりはなく、実はまだこの辺りはしっかりと解明されていないそうです。
ワニの指の本数は?
前足が5本、後ろ足が4本です。
前と後ろ足で指の数が違うため、5本なのか4本なのかでわからなくなってしまっていたのですね、納得です。
ワニは恐竜と関係がある?
ワニも恐竜も爬虫類なので、そういった意味では関係があるといっても間違いではないと思います。
しかし祖先となる類が違うので、関係性はありません。
ワニと恐竜はそれぞれ別の祖先を持ち平行して進化してきた爬虫類で、恐竜の方は絶滅、ワニの方は今もなお生存しているので、生きている化石とも言われています。
まとめ
爬虫類愛好家の中では、いつかワニを飼育したいと思う方が多いらしいです。
ワニもヘビも可愛いと思える方なのですが、爬虫類すべてに同じ感情を抱けるかとなるとそうでもないので、爬虫類は好きだけどワニは無理という方もいらっしゃりそうです。
しかしワニをデフォルメしたグッズが存在したりしているので、意外と愛されてる存在なのかもしれないですね。
外観は近寄りがたくても愛嬌があると可愛く感じるものです。
怖いだけの存在ではないと知っていただければと思います。
また狂暴性がある彼らですが、知性もあるので興味深い存在でもあると感じました。
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