虫は好きですか?

虫といってもさまざまな生き物がいます。トンボやカブトムシ、コオロギやバッタ、などいますが、どんな虫が好きですか?

もしくは飼ったことはありますか?

キリギリスの仲間にクサキリという種類がいますが、聞いたことはありますか?

クサキリは、珍しくはありません。本州の関東から南、九州や四国、台湾や中国などで見ることができます。

クサキリには、ミドリ褐色と褐色とがいます。体長は4センチから5センチくらいで後ろ足が長いので跳躍力が高いです。
成虫は8月から10月に見ることができますが、鳴き声が特徴あり、ジーという鳴き声をします。

基本は自然が多い草原や草むらで多く生息しますが、市街地でも生息できます。夜には、コンビニや自動販売機の照明によってきます。

ジーという鳴き声が夏から秋に聞こえたらクサキリが近くにいるかもしれませんね。

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目次

入手方法は?

クサキリは、キリギリス科で夜行性です。

手に入れるには、成虫でジーと鳴く夏から秋にかけて捕まえましょう。

イネ科の食物がえさになるです。水田や草地や土手などを探すと見つかりやすいでしょう。
夜の鳴き声を目印に捕まえることが判断しやすいですが、夜は道が暗くて見えにくいので気をつけて捕獲する必要があります。

お昼の明るいうちに水田の近くをみたり、土手を探すのがおすすめです。
捕まえた夜にジーと鳴いてくれたらクサキリです。ただ、クビキリギリスと似ていて見分けにくいことがあります。そのときは、専門ショップやネットで調べてみましょう。

夜の捕獲は、照明の近くや安全を考えて捕獲しましょう。くれぐれも無理は禁物です。

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飼育方法や必要なものは?

では、クサキリを飼う際に必要なものはなんでしょう?

アリとキリギリスのお話の中で、キリギリスは、遊んで暮らしたばかりに冬に食料をなくし、寒さから身を守ることができなくなり息絶えます。

しかし、キリギリスは、越冬ができない種類もあるので、このお話はまんざらうそではないと思います。

そんな越冬できないキリギリスもいますが、クサキリは越冬できる、飼いやすい種類のキリギリスなのです。

まずは、準備するのは飼育ケースです。プラスチックで充分です。

高さがあると、逃げにくいのでおすすめです。元気なときは飼育ケースの壁に登ることができます。脱走しないようにケースの開け閉めはしっかりしましょう。

さらに床材として新聞や乾いた砂などあると便利です。

給水としてぬらした脱脂綿を固定しておいてあげれば、好きなときに吸って飲みます。あとは、えさがあれば大丈夫です。普通にコオロギやバッタなどを飼う際と変わらないイメージです。

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具体的な餌や与える頻度は?

クサキリ 飼育



では、餌ですが、先ほど話しましたが、イネ科のものを好みます。

クサキリは、イヌムギやカゼクサ、エノコログサを好みます。あげるときはビンに水を入れてそこにこれらの餌をさしてあげましょう。

餌を与える頻度ですが、細かいデータはありません。虫なので食べすぎということは考えにくいです。

ビンに入れて、水がこぼれないようにしっかり固定しましょう。そこに餌を入れてなくなったら補充する、という感じで大丈夫です。

あとはクサキリが自分のペースで食べます。枯れたりしたら、新鮮な餌に変えてあげましょう。

平均的な寿命は?

クサキリは、越冬できるのでキリギリスとしては長寿で、1年から2年生きることができます。

クサキリの越冬は、卵で行います。そっくりのクビキリギリスは、越冬が成虫なので間違えないようにしましょう。

餌としていたイネ科の葉に産卵したり、給水の脱脂綿に産卵したりすることがあります。見つけたら、蓋つきの密閉できるビンなどにいれて保管しましょう。

産卵時期には、餌を気をつけて観察してください。

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飼育する際の注意点は?

クサキリは、飼う際に特に気をつける点は、脱走です。

跳躍力が高いのでケースの外に出ることもたびたびです。捕まえるときに傷つけたり、脱走によって傷ついたりしないようにしましょう。

さらに越冬できますが、寿命は1年くらいと考えてください。2年、生きることができたらありがたいです。

餌は、新鮮なもので水分も変えて不衛生にならないように気をつけてあげましょう。


クサキリがすすきを食べる様子

まとめ

クサキリ 飼育



クサキリ?捕まえたはいいけど?どうやって飼うの?という方も多いと思います。普通に虫を飼うように飼ってあげましょう。

夜行性なので夜に鳴きますし、行動します。その夜のお供に、クサキリを一緒に過ごしてみるのはいかがでしょうか?

最近、バッタやキリギリスもなかなか見かけることが少なくなりました。跳躍力のあるクサキリは、かっこよく魅力的ですね。

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