目次
ボルボックスの生態は?
あなたは、何を飼ってみたいですか?
一緒に過ごしたいですか?癒されたり、気分転換をどんなペットと過ごしたいですか?
動物や生き物、さまざまな生命がいますが、ボルボックスはご存知ですか?
ボルボックス?
リス?サル?なにかわかりませんね。
実はボルボックスは、藻の一種です。
藻?といえばマリモ?をイメージしますがボルボックスは数千個の体細胞が固まってできた神秘的な藻です。別名オオヒゲヒマワリと呼ばれています。
ボルボックスは、池や川、田んぼなどの淡水に生息しています。水のきれいな場所で見ることができるのは、まるで蛍のようですね。
不思議なのが、春から夏にかけては無生殖ですが、環境悪化など生命の危機が来ると、有性生殖を行い、仲間を増やします。乾燥に耐えるため、冬は体細胞同士集まって越冬します。
まさに神秘の藻ですね。
ネットで見てもらえば、この神秘的なボルボックスの形が見てもらえると思います。しかし、ボルボックスはまだまだ研究されている進化の生体です。
大きさはどのくらいになる?
では、このボルボックスは大きさはどのくらいなのでしょう?
体細胞が集まってる藻で、イメージはマリモですが、ボルボックスは直径は1ミリにも満たない球体の集合体です。
春から夏、きれいな水の浅瀬をのぞいてみてみましょう。まれにボルボックスが肉眼で見られることがあるようです。
1つのボルボックスのかたまりに数千個の細胞が集まっています。
1ミリ未満と小さなボルボックスですが、前と後ろがはっきりしていて決まった方向にコロコロ回りながら動きます。
入手方法や販売価格は?
では、ボルボックスを手に入れる方法は?何があるのでしょう?
先ほどお話しましたが、水のきれいな池や川、田んぼで春から夏にかけて捕まえられるかもしれません。
その際は、水に濡れていい、足をけがしない靴や長靴で取りにいきましょう。網よりは小さい藻なのでバケツなどですくったりしてとりましょう。
ネットショップや専門店でも購入可能です。1000円から2000円で販売されています。
さらには、栽培キットたるものも存在しますので、ご自分に合わせて購入しましょう。
飼育方法や必要なものは?
ボルボックスは、見た目は神秘的な生き物ですが、飼育は手軽のできます。
まず水槽やボルボックスを入れるケースを準備しましょう。金魚鉢やきれいなガラスの入れ物でもいいですね。
水は市販の水で大丈夫です。
きちんと洗った殺菌処理した赤玉土や鹿沼土を入れて液肥やカルシウムなども入れます。土を煮沸して煮汁を入れたりもします。
そして、日当たりのいい場所で飼ってあげましょう。
自信がない方は、栽培キットのご購入をおすすめします。
ボルボックスの神秘的な動き
具体的な餌や与える頻度は?
では、ボルボックスの餌はなんでしょう?
光合成をおこなうので、基本餌をあげる必要はありません。
ただ、飼育の入れ物は透明なもので、光を通すものを使いましょう。
ペットボトルを飼育ケースにする場合が、土や液肥などの配合もわかりやすくておすすめです。
ちなみに水温は25度前後がベストです。管理の際は気をつけてあげましょう。
栽培方法や必要なものは?
では、ボルボックスを栽培するのポイントですが、光、きれいな水、温度です。
ピンセットでボルボックスを飼育ケースに移動させますので、ピンセットは煮沸などで殺菌処理してから使いましょう。
さらには、ボルボックスは繁殖増加が早いです。一週間くらいで5倍くらい増えます。そこまで増えると、1つのケースでは酸欠状態になるので、必ず、増える前に「植え継ぎ」という分けることをしましょう。
その際に、分かれるボルボックスには同じ環境のケースを作って、入れるボルボックスもきれいに洗ってから新しいケースに入れてあげましょう。
他の生き物がくっついて混入するかもしれないので気をつけるためです。
あとは夏の直射日光や水温上昇はボルボックスは避けなければいけません。日光の変わりに蛍光灯などを代用するため準備しましょう。
飼育する際の注意点は?
ボルボックスを飼う際には、ボルボックスの飼育ケースに他の生物が入らないように気をつけてください。栄養不足や病気の元となります。
しっかり殺菌したものを使ってください。
植え継ぎもタイミングをみましょう。増えすぎそうと感じたら、ケースを何個か準備してあげましょう。一ヶ月が目安といわれたりしますが、あくまでも目安なので、毎日見てあげることが大事です。
まとめ
ボルボックス、ほんとうにきれいです。
肉眼で見えにくいときは、シャーレなどあれば、いいですね。
ボルボックスをみると、まるで時間が止まったように感じになるかもしれません。その神秘の生物と神秘の世界を堪能してみてください。
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