皆さんは、アカマタと言うヘビをご存じですか?

アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」にも登場しており、日本を征服する為にアカマタが妖怪として来日し、鬼太郎と対決すると言う場面がありましたが・・・


最近ではバラエティー番組でも見かける事が多く、よく咬まれて大騒ぎをする姿に笑わされる事もあります。

また、体色が黄褐色に赤と黒のまだら模様が鮮やかで美しい事からヘビ好きの人達にはたまらない魅力となり、飼育を試みる人も増えているようです。


しかし、ヘビである以上毒の有無や飼育方法などが気になるところです!

今回は、そんなアカマタの飼育方法やその毒性、販売価格、餌などについて解説したいと思います。

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目次

アカマタの生息地や毒性は?

アカマタは、日本の奄美群島や沖縄諸島に分布する固有種であり、平地から山地、又は海岸付近に生息するマダラヘビ属最大種のヘビです。


方言では「マッタブ」と呼ばれており性質はかなり荒く、毒性はないですが咬まれると痛い上に血が止まりにくくなる事もあるようです。


また、捕まると手に巻き付き、糞や尿をかけたり臭腺から臭い液体を出すと言われている為、注意が必要です。

アカマタの飼い方や必要なものは?

アカマタ 飼育 毒性 餌



アカマタは、毒を持たない代わりに気質が荒く、攻撃的である事から獲物を見ると積極的に襲いかかり、更には猛毒を持つハブまでも襲う為、一部では森のギャングとも呼ばれるほどの強さがあります。


その為、扱っているショップも少なく飼育には向かないヘビと言われていますが、赤や黒のまだら模様の体色が鮮やかである事から、ヘビ好きの間では人気があります。

その飼い方や必要な物は以下のようなものです。

・ゲージ

アカマタは、気が荒くゲージ内に手を入れると飛びかかって咬みつかれる為、特に扉が上についているものは危険です。

選ぶ際には、大きな個体でなければ30×30×30ほどのプラケースでも飼育可能ですが、寒さに弱い生き物である為、ヒーターを用い温度勾配がゲージ内で出来る広さのある物が理想的です。

・水入れ

脱皮を促す為にも身体全体が浸かれるようなタッパーに水を入れて用意します。

・パネルヒーター

寒さに弱い生き物なのでパネルヒーターを使い28℃前後を保てるように設定します。

・シェルター

販売されているアカマタは野生個体がほとんどである為、ストレスを与えない為にもシェルターは必要です。

・床材

床材にはミズゴケが良くその上にヤシガラを敷いてあげます。

また、ゲージ内の湿度には注意しましょう。

あまりおすすめできませんが、慣れるとハンドリングも可能なようです。ただ気性が荒いので基本的にやらないほうが良いでしょう。


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具体的な餌や与える頻度は?

アカマタの食性は、動物食であり小型の哺乳類や爬虫類、両生類、魚類などを捕食し、時には小型のハブも襲う事があります。

また、海岸付近におりた個体は孵化したばかりのウミガメを捕食することもあります。


飼育下では、基本的にピンクマウスなどを与えていますが、生きたカエルや冷凍のヒヨコを解凍して与える事もあります。

頻度は、ヘビの大きさにもよりますが、50cm程度の若い個体であれば3日おきにピンクマウスを1個~2個程度与えます。


また、1m以上の成体であれば、1週間に1回、ピンクマウスを1匹与えるだけで十分です。

食べ過ぎると吐き戻ししてしまい死因の原因にもなる事から少ないくらいが良いようです。


野生のアカマタの餌探し♪

販売価格や購入場所は?

アカマタの販売は野生個体がほとんどであり、幼体が手に入る事はありません。

その為、気性が荒くハンドリングもやり辛い事から飼育には向いておらず、扱うショップも少ないですが、ネットや専門店では販売される事もあります。

価格的は、ショップによって違いはありますが、基本的には8000円~10000円前後で取引されているようです。

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平均寿命や病気になったときの対策は?

アカマタ 飼育 毒性 餌



ヘビの寿命は一般的に長く、アカマタの寿命も10年とされています。

しかし、販売されているアカマタのほとんどは野生種になる為、飼育を始めてもストレスによって餌を食べない事もありなれるまでは時間が掛るようです。


その為、ゲージ内にはシェルターが必要であり落ち着くまで静かにしてあげる必要があります。

また、ヘビによく起きる病気として「脱皮不全」「マウスロット」があり、死因の原因や拒食の原因にもなる為、注意が必要です。

・脱皮不全

湿度不足や寄生虫が原因で脱皮がスムーズに行えなくなります。

また、飼育内の環境が原因となる事もあり放置することで拒食や血行障害をおこす事もある為、水入れは全身が浸かれる位の大きさを用意しましょう。

・マウスロト

細菌感染によって起こる病気で、傷口感染やビタミンCの欠乏、ストレスが原因となっています。

特にビタミンCや栄養失調が原因の場合は、死因の原因にもなる為、注意が必要であり膿などを除去して消毒・殺菌を行いできれば抗生物質やビタミンの投与を行います。



出来れば近くに爬虫類を診てくれる病院を飼育する前に探しておくと良いでしょう。

しかし、気性の荒いアカマタのことですから、くれぐれも咬みつかれたりしないよう、ご注意ください。

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多頭飼いすると共食いする?

気性が荒く小型のヘビも捕食する為、アカマタの多頭飼いは基本的に無理です。

共食いされても困りますからね^^;

飼育する際の注意点は?

アカマタを飼育する場合は、基本的に暖かい地方の生き物なので温度を28℃前後に保つ事が大切であり、脱皮不全を引き起こさない為にも、大きめの水入れは必須になります。

また、ストレスで餌を食べなくなり栄養失調から病気になる事もある為、シェルターは必須であり無理やり食べさせることはNGです。

シェルターから自然にでてくるまで待ちましょう。


アカマタの販売はほとんどが野生種であり気も荒い性質の為、人間には飛びかかってきますし咬みつかれる事も多いです。

その為、ゲージの扉は横に設ける事が良く、むやみに手を入れる事は避けハンドリングなども期待しないことです。

まとめ

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アカマタは、沖縄諸島や奄美群島に生息する蛇であり固有種になります。

毒性はありませんが性質は荒く、人を見ると飛びかかり咬みついてくるため、飼育の際のハンドリングはおすすめできません。ただ上記動画のように慣れると大丈夫な場合もあるようですが・・・


その為、飼育には向かないヘビであり扱っているショップも少なく、販売されるアカマタも野生個体がほとんどのようです。

しかし、ネットや爬虫類専門店で購入することができ、価格的にも8000円~10000円前後で取引されているようです。


また、飼育下での餌はピンクマウスや生きたカエルなどを与える為、飼育する際にはそれらを取り扱える事が条件になります。

以上、アカマタの飼育方法やその毒性、販売価格、餌についての解説でした。


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