土用の丑の日には、体力を消耗した体にスタミナをつけるため、日本では古くからウナギの蒲焼きを食べる習慣がありますが、近年ではこの蒲焼きがあまりにも高価な物になり過ぎてしまい簡単には食べられないものになりましたよね。


しかし、テレビでも紹介されていましたが、パンガシウスの蒲焼きが美味しいと注目を集めているようです。


さて、そんなパンガシウスとはどんな物なのでしょうね!


今回は、パンガシウスの栄養は?味やカロリー・レシピについて解説したいと思います。

目次

パンガシウスの生態

パンガシウスと言う名前はあまり聞きなれないですが、ナマズ目、パンガシウス科に属する淡水魚で所謂ナマズの仲間であり、同属にはバサと呼ばれる種もいます。


主に東南アジアを中心に生息しており、インドシナ半島を流れるメコン川やチャオブラヤ川の流域が原産で、味は淡泊でクセがないため、古くから食用として大規模養殖がおこなわれており、東南アジアやヨーロッパなどの海外ではポピュラーな魚のようです。


食性は主に植物を食べており、洪水期の前に産卵をして6月頃には幼魚が見られ、6月中旬には平均5cm程の大きさになり、成魚は平均1m前後、大きなものでは1,5m~2m近くあるものも確認されています。


日本でも近年スーパーなどの鮮魚コーナーに切り身として並ぶ事もあり、見た目と違って味は特にクセも無く、値段的にもリーズナブルであり購入する人も多い為、知らない内に食べている可能性もあります。


因みに、コンビニで良く売られている弁当メニューの「のり弁」などは、乗っている白身魚のフライがどうもパンガシウスではないかと言う説があります。


機会がありましたら食べてみてはいかがでしょう。



環境に良い!?

パンガシウスの栄養は?

パンガシウス 栄養 味 カロリー レシピ



夏の暑い時期は体力も消耗しやすく気が付くと夏バテを起こす事も少なくはありません。


その為、日本では古くから土用の丑の日にウナギのかば焼きを食べて体力の回復に努めた物ですが、近年ではウナギの稚魚でもあるシラスが不漁である事から価格も高騰しており、うな重などは高級食品になってしまいましたね。


その代替品としてナマズの蒲焼きがスーパーに並ぶようになりましたが、お値段的には購入しやすい価格帯でも栄養成分的には、国産ウナギよりはヘルシーフードかもしれません。


しかし、ダイエット食品と考えればリーズナブルに「うな重」を食べたと言う感じがして逆に元気が出るかもしれませんね。


同じナマズの仲間でもあるパンガシウスの切り身100gに含まれる栄養分は以下の通りです。


・コレステロール:31mg
・脂質:5g
・ナトリウム:99mg
・タンパク質:15g
・カルシウム、鉄分、ビタミンなどは含みません。



この事から、国産ウナギよりもナマズはヘルシーな食材と言う事が分かりましたが、それより更にヘルシーな食材であるのがパンガシウスと言う事になりますね。

パンガシウスのレシピや味は?

残念ながら私はまだパンガシウスの味を知りませんが、食べて見たと言う人の意見を聞くと、「特にクセが無く淡泊な味なのでどんな料理でも合いそう」と言う意見が多いでした。


その為、白身魚のムニエルなどは小さな子供さんも喜んで食べるようです。


また、適度な脂肪分があっても魚の生臭さが全くない為、魚嫌いの方でもフリッターにしたり、甘辛く味付けした照り焼きなどでも美味しく食べられるものと思われます。


因みに作った人のメニューを見ると、蒲焼きはもちろん、グラタンの具材や鍋、又はピッツァなどにも使えるようです。


料理法はクックパッドで約90種類ものレシピを紹介しているようなので興味のある方はご覧ください。

パンガシウスのカロリーは?

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ウナギはカロリーが高く栄養成分も豊富である為、夏バテした体に滋養を与えてくれますが、カロリーを気にしている人には敬遠される食材かもしれませんね。


しかし、ナマズやパンガシウスのカロリーはウナギよりも低カロリーであり、特にパンガシウスのカロリーはウナギ255kcalに対して98kcalとかなり低カロリーな食材であるため、ダイエッターにはおすすめできます。


ただ、食材が低カロリーでも調理の仕方では高カロリーにもなる為、調理法を工夫することでカロリーを抑える事ができます。

コストコやイオンで買える?

近年では白身魚でもあるタイヤヒラメよりもパンガシウスの需要が高まってます。


コストコやイオンなどではナマズの蒲焼き以外にも切り身として鮮魚コーナーに並んでいる事が多く、骨や皮などが取られたパンガシウスフィレとして販売されているので調理がしやすいと評判です。


また、味にクセもない事から様々な惣菜の具としても活用されているため、知らない間に食べている可能性もあります。

まとめ

パンガシウス 栄養 味 カロリー レシピ



パンガシウス・・・!初めて聞く人も多いかもしれませんが、ベトナムやタイ、カンボジアでは昔から普通に食べられており、大規模な養殖も行われている事からヨーロッパや東南アジアなどでは一般的な魚として知られています。


近年、日本でもタイやヒラメなどの白身魚よりも需要が高くなり、イオン、コストコなどのスーパーなどに切り身として普通に並んでいる事が多く、様々な惣菜にも活用されている為、知らない間に食べていると言う事もありそうですね。


しかしカロリーがウナギよりも低く、栄養的にも少ない事から夏バテの解消になるかどうかはわかりませんが、体にも優しくダイエット目的には良さそうですね。


以上、パンガシウスの栄養は?味やカロリー・レシピについての解説でした。



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