トランスルーセントグラスキャットはおとなしく、混泳もしやすい魚ですので、他の熱帯魚と組み合わせて飼育を楽しんでいる方も多いです。

同種を複数匹入れてあげると群泳を行なったりさまざまな楽しみ方ができる魚ではありますが、繁殖は難しいようです。

今回はトランスルーセントグラスキャットがどのような環境下であれば繁殖可能なのかや、混泳についてご紹介していこうと思います。これからトランスルーセントグラスキャットを飼育を始めるという方や、現在飼育中の方も参考にしてみてください。

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オスとメスの見分け方は?

トランスルーセントグラスキャットの繁殖を難しくしている要因のひとつに、性別の判断がつきにくいということがあげられます。

近い種類であるブルドッグキャットなどは、オスよりもメスが体が大きく、更に腹部は特に大きいという特徴から判断しています。

トランスルーセントグラスキャットも同じように見分けられるのではないかという説や、成熟個体ですと卵を抱えることもあるので、それを見てメスと判断するしか無いようです。

同種の混泳で気をつけることは?

群泳する習性があるトランスルーセントグラスキャットは、同種混泳は問題なく行うことができます。逆に単独や少数飼育ですと、臆病な性格なために水草の陰に隠れてばかりで姿を見ることがあまりできません。

なので、複数匹を同種混泳させて飼育した方が鑑賞性の高い水槽になるので、飼育の際はなるべく群泳するように10匹以上は同じ水槽内に入れてあげると良いでしょう。

適切な水温はどのくらい?

確実ではありませんが、水温を30℃以上にすると危険を感じるためか、子孫を残そうとするらしく繁殖確率が上がるようです。

温度を上げたからといって必ず成功するとは限りませんが、繁殖を狙っている方は試して見る価値はありそうです。

ただし、水温の上げすぎには注意して、トランスルーセントグラスキャットが煮えてしまったなんてことにならないように気をつけましょう。

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繁殖方法と必要な物は?

トランスルーセント グラスキャット 混泳



トランスルーセントグラスキャットの飼育下において繁殖は難しく、ほぼ不可能と言われています。ですが、場合によっては自然と繁殖してしまうこともあり、非常に稀ではありますが気が付いたら数が増えていた!なんてこともあるようです。

トランスルーセントグラスキャットは水草に産卵するので、繁殖させるためにはアマゾンソードやミクロソリウムのような大きな葉の水草を水槽内に必ず植えてください。また、トランスルーセントグラスキャットの数もかなり多めに飼育することも必要です。

あとは、人の気配をあまり感じさせないようにするのも、繁殖しやすい環境となっていますので、給餌以外はそっとしておいた方が良いでしょう。

その他にはブラックウォーターというピートモスなどで作成した水で飼育すると、繁殖しやすいと言われています。

天然のブラックウォーターはアマゾン川などでみられ、枯葉などから溶け出した成分により黒褐色の水となったものです。この自然界にあるブラックウォーターは非常に栄養豊富な水となっています。

アクアリウムで使用する場合は、この天然のブラックウォーターと同じものを作ることはできないので、代用としてピートを煮出すなどして成分を抽出したものを水槽へ入れて使用します。

また、トランスルーセントグラスキャットは台湾で養殖が盛んなので、その気候を再現するのも繁殖を成功させる手がかりになるのではないでしょうか。

台湾の平均的な気温は寒い時期は10℃ほどで、暖かい時期は27℃くらいとなっており、降雨量は6〜9月が多くなっています。トランスルーセントグラスキャットの産卵期も6〜9月と思われ、産卵には雨が関係していると推測されています。

これらの環境で飼育を行なったからといって、必ずトランスルーセントグラスキャットが繁殖するとは限らないので、試してみる際はあまり期待しすぎないよう、ダメ元くらいの心持ちで行なってみてください。

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繁殖する際に気をつけることは?

もし、トランスルーセントグラスキャットが繁殖に成功して稚魚が生まれたとしても、成体と同じく透明ですので、ほとんど見えません。

そのため、本当は稚魚が生まれていたとしても気づかず全滅していたということもありますし、なんとか稚魚が確認できても、飼育するのはかなり困難になります。

繁殖自体を楽しむというよりも、ただ同じ種類の個体を飼育し続けたいだけ、という場合は、新しい個体を購入した方が、手間も時間もかからないでしょう。

他の種類の魚と混泳可能?

トランスルーセントグラスキャットの性格は穏やかなため、捕食される危険がなければほとんどの魚と混泳可能です。ただし、口が大きいため稚魚やヤマトヌマエビなどは食べられてしまう危険があるので注意しましょう。

他にも体の小さな熱帯魚であるアカヒレやコリドラスピグミーといった魚は食べてしまうこともありますが、積極的に捕食するわけではないので、危険があるというだけで混泳は可能です。

トランスルーセントグラスキャットは特徴的ではありますが透明なため、見栄えにかけるところがありますので、カラフルな魚と混泳させて、飼育を楽しんでみてください。

まとめ

トランスルーセントグラスキャット 混泳



繁殖が難しいトランスルーセントグラスキャットですが、逆に繁殖させたらものすごいことなので、魚が好きで、何としても繁殖させてみたい!という方は是非頑張ってみてください。

初心者だと飼育自体も手間がかかるので苦労することも多く、さらに繁殖となると、手に負えないと思われます。まずは、飼育に慣れてから、繁殖にチャレンジしてみてくださいね。

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