近年では、イタチ科であるフェレットをペットに迎える人が増えており飼いやすく、人懐っこくて遊び好きな性格が人気の理由にもなっているようです。

フェレットと一口で言ってもその種類は多く、中でもパスバレーフェレットをご存知でしょうか?

一番人気のマーシャルフェレットに次いで近年では人気急上昇中のようです。

今回は、そんなパスバレーフェレットの販売価格や飼育方法、性格について解説いたします。

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目次

どんな性格?なつかせるのは簡単?

フェレットには、出身地と繁殖地が一緒になったようなファームをたくさん持っており、大きさや性格、性質などはそのファームによって違いがあります。

つまり、犬や猫で言えば血統やブリーダーのようなものであり、中でもパスバレーフェレットのファームはアメリカ東部のペンシルバニアにあり、1970年にフェレットの繁殖が行われ、ファームの中では最大規模になります。

パスバレーフェレットの性格は、好奇心旺盛でやんちゃ、いろいろな物に興味を示し、人にも良く懐き明るい性格の個体が多いとされています。

その為、国内でも人気が高く、ペットショップでも見かける事が多いようです。

また、フェレットはとても賢い動物であり、人間の言葉を聞き分ける事が出来るため、躾なども簡単に覚えるようです。

特にパスバレーフェレットは産まれてすぐ出荷されるため、母親と一緒にいる時間が少ない事から子供のうちはかみ癖が多いのでしっかりしつける事が大切です。

種類によって色が違う?

パスバレーフェレットは、カラーバリエーションの豊富さが特徴的であり、他のファームよりも毛色が豊富な点も人気の理由になっています。

一般的な、セーブルからシルバー、バタースコッチ、シナモン、パール、アルビノ、パンダやマークドホワイトなどの特徴的な模様も存在します。

また、ホワイトファーブラックアイと言われる白い体に黒い眼を持つ珍しい種類もあります。

その中でもセーブル系の色は人気がありますが、毛色の濃淡でも種類分けされています。

その種類は以下の通りです。

・セーブル

上毛は、濃い茶色
下毛は、白かクリーム色
顔に隈取のような毛色がついています。

・ブラックセーブル

上毛は、黒色にも見える濃い茶色
下毛は、白かクリーム色
顔にセーブルと同じ隈取がある

・ライトセーブル

上毛は、薄く明るい茶色かミルクチョコレート色
下毛は、白かクリーム色
顔は白色が多く他のセーブルと違って隈取がない

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飼い方や飼育に必要なものは?

パスバレーフェレットはマーシャルフェレットよりは若干大きめであり、小動物の中でもガッチリとした体型で丈夫な種類になる為、比較的飼育しやすいとされています。

飼育に必要なものは以下のようなものになります。

・ゲージ

ウサギやモルモットなどのゲージでは狭すぎるため十分な環境ではありません。
特に寝床は清潔で広めの場所が適している事から60×60×60以上の入れ物が欲しいところです。
また、ゲージの開け閉めを学習してしまうため、脱走しないようにゲージの管理は厳重に行う事が大切になります。

・トイレ

賢い動物なのでトイレのしつけや自分の名前などは簡単に覚えます。
また、ゲージの中だけでなく部屋で遊んでいるときにトイレができるように部屋の隅にも用意しておくと良いでしょう。



その他には、玩具、給水ボトル、フード皿、餌などがあれば十分です。

人間にも良く懐き一緒に遊ぶ事を好むため、一日に一回はゲージの外に出して一緒に遊ぶようにすることでストレス解消にもなると思われます。

大きさや体重はどのくらいになる?

バスバレーフェレット 飼育



そんなパスバレーフェレットの体長は、オスが30cm~35cmでメスはそれよりもやや小さく、体重はオスの場合1,8kg、メスが800g~1kgと小動物の中ではやや大きめになります。

また、ファームによっても個体差がある為、若干の違いはあります。

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販売価格や販売場所は?

パスバレーフェレットのファームは規模が大きい為に流通量も安定している事からほとんどのペットショップで扱っている事が多く、価格的にも安定しています。

その為、平均的には3万円~5万円位とされています。

また、毛の種類によっても変動があり、珍しい種類になると10万円以上するものもあるようです。

しかし、成長した個体、又はかみ癖が多い個体の場合は価格が安くなる傾向にある為、購入の際はしっかり見て選ぶようにしましょう。

平均寿命や病気になったときの対策は?

フェレットの成長スピードは早く同時に老化も早いとされており、平均寿命は6年~8年と言われていますが、海外ではパスバレーフェレットが10年以上も生きたと言う報告もある事から飼育環境が最適であれば寿命も延びるようです。

また、フェレットは寿命で亡くなるよりも副腎腫瘍などの病気で亡くなる事が多いと言われる為、4歳を過ぎたら定期的に健康診断を受けておくことが必要であり、普段と違う様子に気づいたら早めに動物病院を受診するようにしましょう。

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飼育する際の注意点は?

パスバレーフェレットは、比較的丈夫な種類とされていますが、多くのフェレットは汗腺がない為、体温を調節することが難しいとされています。

その為、暑さには弱いので室内の温度は20℃~24℃位に保ち、夏の季節はエアコンを使って室内温度が27℃以上にならないように注意することが必要です。

また、エアコンがない場合は氷などを使って温度管理をしてあげましょう。

その他には、餌は基本的に肉食動物である為、フェレット用フードを与えますが、キャットフードでも代用が可能であり、野菜やご飯、又はパンは消化できない為、与えない事が大切です。

更におやつとしてフェレット用のビタミン剤を与えてバランスのよい食事を管理してあげましょう。


バスバレーの赤ちゃん

まとめ

バスバレーフェレット 飼育



パスバレーフェレットは、アメリカのペンシルバニアで繁殖されている種類のフェレットになります。

ファームとしての規模が大きい為、流通量も多く価格的にも安定しており、平均価格の相場が3万円~5万円とマーシャルフェレットより幾分安くなりますが、毛色の種類によっては珍しい物で10万円以上もする種類がいるようです。

飼育する場合は、小動物の中では大き目であり体格もガッチリして比較的丈夫である事から飼育しやすく、性格的にも明るくて賢く人に馴れやすい為、人気があるようです。

しかし、生まれてすぐ親から離されて出荷されるため、子供の内はかみ癖が多いと言われています。

その為、飼育する際にはしっかりしつける事が大切になります。

寿命が平均6年~8年と言われており、飼育環境次第では10年以上も生きた例もある事から最適な環境作りも飼い主としての責任だと言えますね。

以上、パスバレーフェレットの販売価格や飼育方法、性格についての解説でした。

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