目次
ミルワームとは?
ペットは何を飼っていますか?
餌はどうされていますか?ミルワームはご存知ですか?
ミルワームは、芋虫のような、蚕の幼虫のような・・・決してかわいいものではないし、癒されるものでもありません。幼虫ですが、4センチほどの大きさになります。
しかし、ハムスターやシマリスなどの餌として、さらにはアロワナなどの魚の餌として重宝されます!!
実は、ミルワームは幼虫の名前で、ゴミムシダマシ科、昆虫の幼虫なのです。
成虫のゴミムシダマシも、さまざまな動物の餌として繁殖されており、幼虫も成虫も重宝するのです。
その理由の1つに、繁殖しやすく、繁殖するための道具や飼育に手間がかからないのがメリットではないでしょうか?
日本で代表的なのは、チャイロコメノゴミムシダマシの幼虫のミルワームで昔から実験動物やペットの餌として重宝されています。
ミルワームを繁殖する際に使う容器はどんなもの?
では、ミルワームを実際に自宅で繁殖するにはどんな容器を使うといいのでしょう?
ミルワームが自宅繁殖できると餌代が軽減されてありがたいですね。ミルワームの繁殖は、難しくありません。
繁殖するためにお勧めの容器は、プラスチックケースやふたのある容器です。
幼虫用、蛹用、成虫用と3つ用意しましょう。
100均でそろってますので、容器は100均で探すといいですね。
容器を準備したら床材や餌代わりにパン粉やふすまを用意して容器の中に入れてあげます。細かいパン粉が適しています。ミルワームは雑食なので、野菜、ニンジンやジャガイモなどを与えるといいです。
繁殖の際の温度はどれくらい?
ミルワームの適温は、18度から25度くらいです。
繁殖させる際に、温度は重要です。冬の寒さには弱く、死んでしまうことがあります。
10度以上でミルワームは成長しますので、温度管理を気をつけましょう。
エアコンなどで温度調整してください。
さらには、こまめに餌を与え、床材の交換をしましょう。
繁殖時の餌は、パン粉で良い?
ミルワームの餌のお話です。先にお話していますが、パン粉とふすまで充分です。
ただ、パン粉は細かいほうがいいので網ざるでふるって細かいものを使ってあげましょう。
市販でもパン粉の荒目や細かいなどありますので、チェックして購入しましょう。
床材兼餌として便利です。
おすすめは、大きく育てるために、野菜くず、先にお話していたニンジンやジャガイモ、キャベツなどのくず野菜などがあると、より成長の栄養としていいでしょう。
だいたい、飼育ケースの5センチから10センチをふすまやパン粉を敷いてあげましょう。
どのくらいの期間で成虫になる?
ミルワームは、こまめにピンセットやふるいにかけて床材から見つけて、成長を見ていきましょう。
成長に合わせて飼育ケースを移動してあげることが必要です。
なぜなら、共食いを始めるからです。特に蛹は共食いの対象になるので気をつけてあげましょう。それを防ぎためにこまめに成長を見てあげることが大事です。
成虫になる期間は一ヶ月ほどです。成虫になったら、ハムスターなどの餌として適しません。ミルワームをどう利用するかを決めた上で繁殖させてください。
ミルワーム繁殖導入編
ミルワーム繁殖経過編
飼育する際に気をつける点は?
では、ミルワームを飼育する際に気をつけることはなんでしょう?
まずは、、パン粉などの管理です。ちょっとした湿度でパン粉はカビがつきますので、カビにならないように気をつけましょう。
なぜなら、野菜くずをあげると、野菜の水分でカビができたりするからです。
こまめに餌を交換するのはそのためです。
さらには、先にお話しましたが、蛹です。
ミルワームが欲しいのに蛹までできてしまった!ということもあるかもしれません。それは生きている証拠です。共食いされないように別の容器に移してあげましょう。
ミルワームは、繁殖しやすく、繁殖できたら餌代が違ってきます。買いに行く手間も省けます。
もし、ミルワームをえさにする生き物を飼う際は、ぜひ繁殖をお試しください。
まとめ
ミルワームの繁殖は、どうでしょう?
見かけがちょっと気持悪いという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、繁殖は初心者でもチャレンジしやすいです。
ミルワームは、基本ピンセットでつかんで、掃除や管理を行います。
低予算で増えるので、ペットの餌としてメリットは大きいです。ぜひ、この機会にチャレンジしてみましょう。
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