春になると、気をつけなくてはいけないのがハチですね。花が咲き、あったかくなり、ハチの活動の季節になります。

気づかないうちに屋根裏や庭の植木や森林に巣を作ります。


ハチに刺されたら、痛いし、腫れるし、毒針に刺されたら大変です。もし、刺されたら、病院でしっかり処置が必要です。

そんなハチの中でも、クマバチクマンバチって聞きますね。


この2つ、名前の呼び名は若干違いますが、同じハチのことをいっているのでしょうか?

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目次

クマバチとクマンバチは一緒?

結論からお伝えしますと、私たちがクマンバチといっているのは、クマバチの俗称です。クマバチのことをクマンバチという地域もあり、方言という説もあります。さらにはスズメバチを指しているということもあります。

つまりクマバチと言ったら、クマンバチを指します。

私の地域ではクマンバチと呼ばれていました。


そんなクマバチは、ミツバチ科で羽の音が大きく、遠くからでもブーンと私たちにはっきり聞こえます。

さらに体も大きく、黒っぽい体に胸部が黄色い毛でよく目立ちます。体長も2センチほどで大きく、出会ったら色と大きさに圧倒されて、反射的に驚く人も少なくないでしょう。

しかし、クマンバチは見た目と違って、花の蜜を吸うために飛んでいるだけで、昆虫に攻撃するような激しい性格ではありません。


人にも攻撃するような性格ではありません。見た目よりおとなしいです。

あの大きさと羽の音ですから、「刺されたら相当痛いし毒針に刺されたら、命に関わるのでは・・・」と人は警戒して思わず、逃げてしまいますね。


クマバチのホバリング

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クマバチの種類

クマバチ クマンバチ 種類 寿命 毒針



では、クマバチにはどのくらいの種類があるのでしょう?

代表的なクマバチは、キムネクマバチです。


アカアシセクロクマバチ、アマミクマバチ、オキナワクマバチ、オガサワラクマバチなど、地名の付いたクマバチが多いのも特徴です。

毒針で人を刺すこともある?

クマバチですが、毒を持っているのはメスだけなのです。

私たちは、あの黒いクマバチを見つけたら、急いで逃げようとしますが、実はクマバチはあまり人に関心がありません。

オスに限っては針さえもなく、刺すこともできません。


性格も温厚でブンブン音が大きくて存在感もありますが、花の蜜を吸うことに集中しており、何もない限り人を攻撃することは極めて少ないです。

しかし、巣やクマバチ自身が危険を察知したときは、攻撃します。

クマバチに遭遇したら、刺激を与えないようにしましょう。


もし、刺されたら?その際は病院で適切な処置をしてもらうことが大事です。アナフィラキシーショックになる可能性もありますので、警戒しない・・・訳にはいきません。

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クマバチの寿命

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では、クマバチの寿命はどのくらいでしょう?

ハチの寿命は短いですね。約1年です。

最長3年生きたという報告がありますが、かなり珍しいといえます。


繁殖期が5月から10月です。

産卵が年2回あり、孵化した子供たちは女王蜂と巣の中で越冬して翌春に巣立ちます。

そして、蜜を集めるために花や木のまわりを飛んでいきます。

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クマバチが巣を作る場所

私たちが1番気になるのが、クマバチの巣ですね。

家の軒下などに作られたり、庭に作られたら、刺さないにしてもそれこそ困りますね。


毒を持っているクマバチはメスだけで、しかも毒性は私たちが思っているほどのものではありません。

しかし、刺されない保障はない上に、洗濯物にまぎれたり、家に入ってきては大変です。


ハチ全般にいえますが、一度作って居心地がいい場所は、毎年巣ができてしまうので気をつけましょう。

巣が作られやすいのは、軒先、庭の木(風とうしが悪く、葉や枝で密集しているところ)天井裏や床下、家の物置小屋、倉庫などです。

風通しが良く、雨露がしのげにくいところには、作りにくいです。


程よく、雨露対策があり、風通しがよくないところは、巣が壊れたり、飛んだりしないので作りやすいのです。

ハチの巣は、作るまでに時間がかかります。しっかりした巣を作るためには、暴風、雨対策ができているとことを好みます。


私たちが住んでいる家は、クマバチの条件に合っていますね。

春になると家の周りを確認して回り、巣を見つけたら小さな巣のうちに、市販の巣駆除スプレーや専門の業者に駆除してもらいましょう。

まとめ

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クマバチ、見た目はちょっと怖いですね。

メスのみが針を持っているのは意外でしたが、やはりあの大きさとあの色出会うと身構えます。


いくら温厚な性格をわかっていても、花の蜜を吸うだけとわかっていても、無意識に人は危険を察知します。

不思議ですね。でも、私たちの多くは勘違いしていました。


気をつけなくてはいけないハチの代表格は、攻撃性も毒性も高いスズメバチです。

クマバチに出会ったらそっとしてあげて、スズメバチに出会ったら・・・こちらがそーっと逃げましょう。


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