世界にはさまざまな生き物が存在します。
カンガルーやコアラをはじめて見たときに日本いない愛らしい動物にみんなが心奪われました。
そう、私たちが知らない生き物は、まだまだたくさんいるのです。
今回、ご紹介するのはプラチナアリゲーターガーです。
そんな生き物か、さっぱり検討もつかない方もいらっしゃいますが、魚です。
目次
生態・生息地は?
形はかなり変わっていますが、色は白くて、きれいです。
このプラチナアリゲーターガーは、北アメリカの最大の淡水魚の1つです。アメリカ、メキシコ、ニカラグアなどに生息しています。
湖や河川の流れの緩やかな場所に生息しており、肉食系で小魚や甲殻類を食べます。
空気呼吸も可能な魚です。
体長はなんと2メートルにも達する大きな魚で、体重は90キロ前後です。
かなり大きな魚ですね。
アリゲーターガーの突然変異からできた白いプラチナアリゲーターガーです。
滅多に見ることができない珍しい魚です。
しかし、近年、日本では、アリゲーターガーが各地で生息を発見されており、生態系を荒らすとされて対策がとられています。
アリゲーターガーは、国の特定外来種に指定されると考えられており、そうなると簡単に輸入したり、飼うことができなくなります。
プラチナアリゲーターガーも例外ではありません。
水槽の大きさや飼育方法は?
まずはプラチナアリゲーターガーを飼育する際に大事な水槽です。
初めは、大きさに合わせたものでいいかもしれませんが、2メートルまで成長するとお話しました。
最終的には3メートルほどの大きな水槽が必要です。おおよそですが、水槽の3メートルといえば100万円くらいするものもあります。
さらに準備するものは、照明や水温管理の温度計やヒーターです。
水温は、20度から28度前後が適温です。
ろ過フィルターも準備しましょう。
蓋もしっかり閉まるようなものにしましょう。
プラチナアリゲーターガーは、丈夫な魚ですが、水質と気温で体調を壊すかもしれないので、しっかり管理しましょう。
プラチナアリゲーターガー飼育の様子
具体的な餌や与える頻度は?
では、餌は何をあげるのがいいのでしょう?
プラチナアリゲーターガーは、肉食系とお話しました。
幼いころは、メダカや冷凍アカムシなどですが、大きくなると、冷凍のアジやきびなごなど小魚を食べます。フナを与えるとうろこが飛び散るので気をつけて餌は、選びましょう。
餌の頻度は、毎日餌をあげましょう。
中には餌としてメダカを100匹、水槽に入れる方もいらっしゃいます。餌のやり方はさまざまですが、プラチナリアリーゲーターガーは、餌を食べたいときに食べるのでやりすぎなどは基本、ありません。
ただ、水温が低かったりすると食欲が落ちるので気をつけてください。
プラチナアリゲーターガーの給餌シーン♪
販売価格や購入場所は?
アリゲーターガーの突然変異からできた品種です。
かなり希少価値は高く、10万円以上は当たり前です。さらには大きさもショートボディなど存在して、そうすると30万円以上となります。
ネットでも購入できます。
専門店やペットショップでも販売されますが、希少価値が高いので、なかなか手に入りにくく、出会ったときに飼う必要があります。
しかし、大きくなるので、しっかり飼う準備をしてから購入しましょう。
国の特定外来種に指定されると、登録なども必要となります。
安易に飼うことは避けましょう。
平均寿命や病気になった時の対策は?
では、平均寿命はどのくらいでしょう?
10年以上30年前後です。しかし、最高50年とも言われています。生命力の高い魚です。
体もごつく、口もワニのような堅さです。病気もかかりにくいです。
しかし、もし病気になったら・・・専門の病院を受診しましょう。
日頃から調べておきましょう。
さらに水温で食欲を左右したりします。元気がないときは、水槽が汚れていないか?水温が低くないか?調べてあげましょう。
長く生きるからこそ、責任もって飼ってあげることが必要です。
混泳できる種類は?
プラチナアリゲーターガーと混泳可能なものは何がいるのでしょう?
アロワナがよく聞かれます。種類としては、シルバーアロワナですね。
アルビーノヨーロッパオオナマズやエンゼルフィッシュなども混泳されている方がいます。
プラチナアリゲーターガーと同じような大きさの魚との混泳が理想です。
あまり小さいと食べられてしまうからです。
飼育時の注意点は?
では、プラチナアリーゲーターガーを飼育する際に気をつけることは何でしょう?
それは、程度な大きさの水槽の確保としっかり逃げないように蓋をすること、水温調整や水槽の掃除をすることです。
これだけしていれば、しっかり成長してくれます。
ただ、本当に大きく、そして管理費もかかります。予想以上の負担に池や川に放置する方が増えて日本の生態系を脅かすとして問題になっています。
飼育時に1番気をつけることは、最後までしっかり飼うことができるかどうかです。
まとめ
プラチナアリーゲーターガーは、泳ぐ姿はきれいです。
珍しいだけあって、コレクターには人気があります。ただ、本当に何回も言いますが、大きくなります。
今後は特定外来種に指定されます。すべてを理解した上で大事に飼ってあげましょう。
人の都合で、飼ったり捨てられたりして、つらいのはプラチナアリーゲーターです。
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