目次
馬の生態
馬と聞いて何を連想しますか?
競馬ですか?乗馬ですか?
馬に乗ることができたら素敵ですね。背筋がぴんとして気品がある動物は、なかなかいません。
馬は、背の高さは80センチから180センチで体重は30kgから1000kgです。
私たちがよく知っているサラブレッドは、160センチの体重400kgから500kgです。
馬は横に目があるのが特徴ですね。横に目があるのに速くまっすぐ走ることができます。横にある目はまわりを広範囲に見渡せます。耳も180度動かすことができ、音に敏感に反応します。
歯は、草や葉の硬い部分でも食べれるように丈夫で、脚は長く、力強く、脚はひずめがあるので硬いところや状態の悪い道もしっかり歩くことができます。
ただ、馬は非常に神経質で慎重な性格です。
大きな音や声にびっくりして体を脚をあげて怖がったり、馬の後ろに立つと後ろ足で蹴られて重傷を負うことがありますので、馬との接し方は、信頼関係ができるまで気をつけなければなりません。
ロバ生態
ではロバについてはどんなイメージがありますか?
ロバと聞くと、なんだかのんびりした感じで愛嬌を感じますね。
ロバは、馬より足が短く、走りも遅いので馬と比べると、見劣りしてしまう、ちょっと悲しい動物です。
ただ、馬とは違って、親しみやすく、かわいらしいです。
ロバは、私たちの生活の中で家畜として昔から密接に生活にかかわってきました。
力が強く、記憶力もある賢い動物なのです。
馬が好奇心旺盛で社会性があるのに対して、ロバは頑固で人とのコミュニケーションも苦手です。
体長は2mから2.3mで体の高さは90センチから150センチほどです。体重は250kgと馬に比べて軽くて小柄です。
耳も尻尾も長いです。
粗食にも耐えるロバは、荷物を運搬することが主な役割でした。ただ気難しいので、気が向かないと動かないところが扱いの難しいところです。
馬とロバの大きな違いは?
では、こんな似たような、似てないような馬とロバ。
何が大きな違いでしょうか?
まずは見た目から言うと、大きさですね。馬のほうが一回り大きいです。
耳の形やたてがみが短いのが馬、たてがみが長くたれているのがロバです。
尻尾もロバはふさふさしていますが、馬の尻尾は先端だけふさふさしています。
瞬発力、動きが速いのが馬ですね。ロバはマイペースな部分もあり、馬のように機敏に反応できません。
しかも性格が馬は飼い主に従い、コミュニケーションを取れますが、ロバは、飼い主に仕える精神はほとんどなく、気分によっては指示通りに動かない部分があります。
馬とロバ、本当に違いますね。
だから、馬は人の乗り物として重要な役割を担い、ロバは荷物を運ぶ歴史となったのでしょう。
二匹が仲良く食事してます♪
馬とロバは交配できる?
では、馬とロバは交配できるのでしょうか?
犬だったら種類違いでさまざまな交配がおこなわれて、かわいい犬を生み出したりします。
では、ロバと馬?掛け合わせたらどうなるのでしょう?
はい、馬とロバは交配できます。
ただ、オスとメスの組み合わせで馬に近い姿やロバに似た姿になります。
交配した馬とロバの掛け合わせは、どちらも繁殖機能がないので増えることはありません。
びっくりしますね。
交配しても繁殖できないから私たちが身近で見る機会が少ないのかもしれません。
ロバと馬のハーフは何ていう?
では、交配の組み合わせは、どう変わっているのでしょう?
まずは、
オスのロバとメスの馬の交配が「ラバ」
オスの馬とメスのロバの交配が「ケッティ」
と呼ばれています。
このかけあわせの動物は、飼育が容易でロバの丈夫な体を受け継いでおり、中国やメキシコなどでは家畜利用されていました。
ラバは、耳は長くなく、丈夫な体で病気や害虫に強いです。
ケッティは、馬のミニチュアなイメージです。小柄ですが、外見は馬に似ています。
ロバは飼育できる?
では、ロバは小柄ですが、飼育可能でしょうか?
ロバの飼育は可能ですが、まずは普通の生き物と違って、大きさがあるので小屋も大きく作らなくてはなりません。飼う場所に余裕がないと、小さな小屋だとストレスがたまります。
運動する場所も必要です。餌も小柄で粗食とはいえ、それなりに食べますから、餌代、床に敷くわらなども準備しなくてはいけません。
小屋掃除も大事です。
一番困るのは鳴き声です。
なかなか聴き応えあります笑
ロバは大きな声で鳴くので近所迷惑になる可能性があります。
ロバを飼うことは、簡単ではありません。
飼える環境なのか、スペースはあるのか?近所に迷惑かけないかを考えて買いましょう。
まとめ
馬とロバ、近いようで遠い存在ですね。
馬のほうが頑固で気分屋さんかな?と思っていると、ロバのほうが頑固とは意外ですね。
馬は気品があり、ロバはなんだかマイペースなイメージですが、実は猫のような性格がロバにはあるのですね。
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