日本に住んでいると、オオカミと聞いてもピンと来ない、もしくは物語の中の生物と思う人も少なくないと思います。

日本で野生のオオカミが生存していたのはもう100年も前のことです。

しかし、犬を飼う習慣は今もあり、犬の種類によってはオオカミっぽく見える犬種もいるので、犬好きの人にとっては少しは身近に感じている人もいるかもしれませんね。

オオカミと犬は近い親戚関係のようなものとされていましたが、今ではオオカミの一種とみる傾向も出てきているようです。

となると、オオカミも個人で飼育できるのでは……とか、懐くのかな、とか思ってしまいますよね。

今回はその辺のところをまとめてみたいと思います。

ではまず、オオカミの生態からまとめてみますね。

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オオカミの生態

オオカミの大きさは種類や生息地によってかわってきますが、おおむね100センチから160センチくらいと言われています。

体重は20から50キロくらいで、稀に50キロを超える個体が存在することもあるようです。

オオカミはオスとメスのペアを中心に4~8匹ほどの群れをつくり行動します。

縄張りは最大1000平方キロメートルと言われています。

仲間と上手くいかなかったり、リーダー争いに負けるなどするとその群れから外れ1匹で行動します。

1匹狼の語源はそういったオオカミの習性からきているようです。

群れの中でもオオカミには優先順位があり、繁殖ペアが最上位で、続いてアルファ、ベータ、オメガと呼び、このオメガが最下位になります。

オオカミは肉食で、時速70キロメートルなら20分、時速30キロメートル前後なら7時間ほど獲物を追い続けることができるようです。

交尾は年に1回、冬に行います。

オオカミは一夫一妻制、一番上にいるペアだけが繁殖をし1度に4から6頭産みます。

子育てはメスだけでなくオスや群れの仲間も手伝うようです。

2年ほどで成熟したオオカミになり群れに残るか離れて新たな繁殖相手を見つけ群れを作るかを選びます。

野生環境下での寿命は短く5年から10年ですが、飼育環境下では15年ほどで稀に20年生きる個体もいます。

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オオカミは人に懐く?

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オオカミは完全な縦社会でとても仲間意識が強い生き物です。

人間社会に近いものがあるので懐くかもと思われるかもしれませんが、それは難しいかもしれません。

まず、日本でオオカミを見るには動物園でしか見ることはできません。

また海外に生息しているオオカミを捕獲して飼うというのも禁止されているようです。

――が、しっかりとした手続きを踏めば飼えないこともないようなのです。

しかし肉食で家畜化されていないオオカミを飼育するのは大変なことと思いますので基本できないと思った方がよいでしょう。

でも、オオカミはとても社会性の高い生き物で、人が正しくオオカミに接したのであればオオカミはその情を忘れることはないようです。


海外ではこんな関係も♪



「ジャングルブック」という作品をご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、この作品では人間の赤ちゃんをオオカミが育てています。

創作物ですが、この作品からもオオカミはとても情の深い生き物であることがわかります。

同じ創作物でも「赤ずきんちゃん」や「三匹の子豚」ではオオカミは悪役にされていますが、本来のオオカミの生態に近い描写は「ジャングルブック」だと思います。

長々と脱線してしまいましたが、正しく接するのであれば懐いてくれる可能性はゼロではない……ということでしょうか。

ちなみに、オオカミを飼育するのは難しいけれど、オオカミに近い犬を飼育するのは可能です。

そのオオカミに近い犬というのが柴犬だということをご存知でしょうか。

柴犬はオオカミの遺伝子にもっとも近い犬なんですよ!

姿はシェパードやシベリアンハスキーの方が似ているのでそっちだと思われがちなのですが、柴犬というのは想定外の驚きですよね。

つがいがラブラブだってホント?

オオカミは一夫一妻制です。

また繁殖できるのも群れの最上位にいるペアだけなので、互いに思い合っているといって間違いないでしょう。

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オオカミの目の色は?

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オオカミの目の色は黄色っぽいと思う人の方が多いのではないでしょうか。

創作物などに出てくるオオカミの目が黄色系が多いのでそう思うのも仕方がないと思います。

実はオオカミの目の色は茶色やグレー、緑色もあります。

また黄色に関してはオレンジ系や濃い黄色、薄い黄色とバリエーションも多いのです。

オオカミは夜行性?

オオカミは夜行性というよりは夕方や朝方に行動が活発になる生き物です。

一般的に考える夜行性は夜の間に活発になることを言うと思うので、夕方や朝方と限られた時間帯になるのは少し違うように思えます。

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オオカミの天敵はいた?

オオカミの天敵……クマもオオカミには敵わないという話を聞いたことがありますので、彼らにとっての天敵は人間だったのではないでしょうか。

オオカミは家畜を襲ったりしていますので人も必死に守りますよね……

しかしそれだけの目的以外にオオカミを狙うハンターの存在がオオカミにとっての天敵なのでは……と考えます。

オオカミにとっての天敵はこれとしっかりと明言されている情報にたどり着くことができませんでした。

ただ人が最大の天敵だったのではという見解の情報をいくつかみつけましたので、その意見に同意したいと思います。

意外なところでカラスが苦手という記事も見つけました。

まとめ

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日本からオオカミがいなくなって100年ほど、その間にオオカミを天敵としていた野生動物が増えてしまいました。

天敵のオオカミがいなくなったことで繁殖し続け減ることはありません。

ある意味、自然崩壊に繋がりかねません……

そこで日本の山林にオオカミをもう一度放そうという案が出ているようです。

日本固有のオオカミはもういませんので、生存しているどこかの国から譲り受けるということなのでしょう。

それがいいことなのかどうかはわかりませんが、日本で野生のオオカミを目撃できる日がやってくる可能性があるということですね。

その時は絶滅させてしまった国有のオオカミの二の舞にならないようにしていただきたいと切に願います。


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