カエルは好きですか?
触ったり、捕まえることができますか?
梅雨の時期になると、カエルの声がよく聞こえますね。雨が降っていないときも、カエルが鳴き始めると、急な雨に気をつけなくては・・・と天気予報代わりになります。
カエルは、縁起がいい生き物として
無事カエル
というお守りに置物を集めたり、カエルのお守りを持っている方もいらっしゃいます。
日本にはいろいろなカエルが生息しており、以前は、田んぼやまだ使わない水の入ってプールなどにカエルの卵があり、オタマジャクシが泳いでいるのを見たりすることができました。
ちなみに、カエルの中でも、アマガエル、よく聞きますね。
アマガエルは、私たちが生活している中でもよく見かけるかえるで緑で大きさは、2センチから4センチほどの小柄なカエルです。
子供のときによく捕まえたという方も多いでしょう。鼻筋から目・耳にかけて褐色の太い線が通っています。
足の吸盤で壁などもくっついて登ることができます。
見た目にもかわいい、愛らしいカエルです。
目次
発生時期
アマガエルの繁殖時期は4月から7月です。水溜りや水のあるところでの産卵のため、梅雨の時期は多くのアマガエルの繁殖時期です。アマガエルは夜行性で産卵も夜のうちにおこないます。
驚くべきことは、アマガエルの産卵のときの卵の数です。
どのくらい産むと思いますか?
100個?300個?
いえいえ、なんと1000個の卵を産むのです。実際は200個から1000個といわれています。
すごい数ですね。すべてのアマガエルが1000個ずつ産むわけではなく、個体差はありますが、数回に分けて、多くの卵を産み、天敵に襲われても絶滅しないように産んでいるのでしょう。
自然界の厳しさを考えた数なのです。
大きさ
では、アマガエルの卵は、どのくらいの大きさなのでしょう?
小柄なカエルです。興味がありますね。
先にお話しましたが、卵は200個以上1000個産みますが、一回ではなく、数回に分けて産みます。
卵の大きさは直径で1・2ミリほどで、かなり小さな卵です。
すべての卵を見つけることは不可能です。生まれた卵は、1週間ほどで孵化します。
他のカエルとの見分け方
水たまりや池などでオタマジャクシを見ますね。
オタマジャクシは数が多く、種類も分かりにくいです。
それがアマガエルのオタマジャクシか、よく間違われやすい、アカカエルなのか?よくわかりません。
しかし、見極めるための特徴がアマガエルにはあります。
それはアマガエルのオタマジャクシには、背中に大きな黒点が1つあるのです。
ちなみにニホンアカガエルには、2つの斑点があります。
おなかが白いのもアマガエルの特徴です。
もし、オタマジャクシを見つけたら見てみてください。
アマガエルのオタマジャクシ♪
飼育方法や販売価格
アマガエルを自宅で飼う際の飼育方法をご紹介します。
まずは、飼育ケースを準備します。アマガエルは狭いとストレスで餌を食べなくなったりするので、狭すぎない大きさの水槽、または飼育ケースを準備しましょう。
床材は、水苔や腐葉土、もしくは敷かなくても大丈夫です。
気をつけることは床材が汚れると病気になりますので、清潔に保てるようしましょう。
さらに登り木も必要です。アマガエルは登ったり、隠れたりします。
観葉植物などもあると、アマガエルの生活環境に近く、安心して過ごせるでしょう。水入れも必要ですが、たくさんの量ではなく、アマガエルが水浴びできるくらいの大きさの容器で大丈夫です。
水道水は嫌いますので、必ず、カルキ抜きをして飼ってあげましょう。
ほかには適度な湿度です。乾燥は嫌いますので霧吹きなどで湿度管理しましょう。目安は、室温時計で管理してください。
えさは、アマガエルは生きている虫しか食べません。ペットショップのコオロギやショウジョウバエ、つり屋さんにあるミミズやミルウォームなどがあります。
アマガエル自体の販売価格は約1000円くらいです。
飼育時の注意点
では、アマガエルを飼う際に気をつけることですが、まずアマガエルは夜行性です。
昼は静かな環境で飼ってあげましょう。
夜に鳴くことがあっても、気にならないような環境で育てることも大事です。
えさは、コオロギなら1日に1匹から2匹です。
ショウジョウバエは、ケースから飛び出ないようにするためバナナのかけらなど、ハエが止まっていられる状態をケースの中で作ってあげてアマガエルのえさになるようにしましょう。バナナは、腐らないうちに取り除くことも大事です。
えさもアマガエルの脱走しないように、飼育ケースの蓋は、しっかり閉めてあげましょう。
飼育ケースも夏は3日おきくらいに、冬は週に1回、お掃除してください。清潔な環境と乾燥を防ぐことがアマガエルと飼う上で重要です。
まとめ
アマガエルは、以前までは、どこにでもいました。しかし、コンクリートが増え、温度も上がり、見る機会も少なく、アマガエル自体が過ごせる環境も減ってきました。
カエルは、縁起のいい生き物です。
梅雨に鳴く声は少々、うるさいかもしれませんが、時期を知らせる風物詩といえます。カエルだけでなく、多くの生き物が人間と共存できる環境が大事ですね。
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