カラフルでヒラヒラとなびくヒレが美しいベタは、非常に人気のある熱帯魚で、小さな水槽でも飼育できるため、初期費用を抑えることがで切る点も魅力のひとつです。

飼育の難易度は低いので、魚自体を初めて飼う場合でも、注意点さえ守っていればすぐに死んでしまうこともなく飼育できるでしょう。

ここではベタの飼育における水槽の設定や餌についてご紹介していきますので、ベタを飼ってみたいと考えている人は是非参考にしてみてください。

生態は?

ベタはタイ原産の熱帯魚で、主な生息場所は流れの少ない池や川です。こういった場所は水中の酸素量が少なく、通常の魚ですと苦手な場所でありますが、ベタはエラがラビリンス器官という特殊な構造をしているため、水上の空気を吸い込むことで呼吸ができてしまうのです。

このエラにより酸素量の少ない環境でも生存することが可能になっており、多少の酸素不足では動じない強い面を持っています。

ベタの種類は大きく分けて2種類あり、ひとつは一般的にベタという名称で販売されているベタ・スプレンデンスというものと、もうひとつはワイルドベタと呼ばれる通常のものよりも飼育難易度が高くなっているベタがいます。

ベタは闘魚とも呼ばれるくらい攻撃的な魚ですので、同種でも他種でも混泳は難しく、基本的に飼育は単独で行うのが基本です。しかし、どうしても混泳させたいのであれば、隠れられるオブジェや水草を設置すると成功することもあるようです。

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飼育方法や必要なものは?

ベタの飼育において気を付けることは、水質の変化を起こさないことと、水流を作らないということです。

水質についてですが、飼育していくと水槽内にベタの排泄物が溜まっていきます。これはやがてアンモニアや亜硝酸塩、硝酸塩などを発生させてしまいます。
これらの物質は、ベタに限らず大抵の熱帯魚は苦手としており、飼育においていかにこれらを発生させないかが、魚を長生きさせるカギとなっております。

アンモニアなどを発生させないためには、水替えを行うのが効果的ですが、ベタは頻繁に水替えを行うのを嫌うところがあるため、なるべく回数を抑える必要があります。

そのため、浄化効果がある底砂を使用したり、ろ過装置を使用するなどして、水質を維持していくことになります。

ろ過装置を使用する際に気をつけなければいけないのが、ベタの苦手とする水流ができてしまうことです。流れを極力弱くする対策としては、排出口を水槽の壁面やオブジェ等に当ててあげると良いでしょう。

ベタは単独飼育となりますので一般的なろ過装置で良いですが、強力なタイプを設置したり、複数設置すると、水替えの回数をより減らすことも可能です。

その分水流も強く起きやすいので、水槽のサイズも考えてろ過装置を選んでみてください。
もちろん、ろ過装置だけでは水槽内の汚れなどを落としきれないので、水替えは必要になります。30cm水槽でしたら2週間に1度程度の頻度で問題ありません。

この期間を目安にして、水槽のサイズが30cm未満でしたら、これよりも短い頻度で水替えを行いましょう。

水草は設置してあげると隠れ家にもなるため、なるべく入れてあげると良いです。水草の種類はヘアーグラスやウィローモスなどがオススメです。

その他にも使用できる水草は複数ありますが、アヌビアス・ナナやアマゾンソードなどの葉の硬いタイプのものはヒレを傷つけてしまう可能性が非常に高いため、避けてください。

具体的な餌や与える頻度は?

ベタ 飼育



ベタは専用の人工飼料が販売されているので、それだけで与えてるだけで飼育しても問題ありません。大抵は小さな粒状になっていますので、1日に2~3回、3~5粒づつ与えてあげてください。

このとき、一度に水槽に落とすのではなく1粒づつ与えていき、食べ残した際には必ず取り除いて水質が悪化しないようにしましょう。

他にもフレークタイプの餌を使用しても良いですが、ベタは水面にある餌しか食べませんので、沈下するタイプは控えてください。

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販売価格や販売場所は?

ベタはアクアリウム専門店でなくてもホームセンターやペットショップでも高確率で取り扱いがある魚ですので、種類にこだわりがなければ、近所のお店で購入することができるでしょう。

価格も一般的なベタであれば1000円以内で購入が可能です。品種改良によって尾ビレの形が独特な種類が多数おり、そのようなベタは数千円するようです。

適切な水槽のサイズは?

ベタは基本的に単独飼育のため、20cmほどの水槽でも飼育が可能となっています。

ただし、水槽が小さければ小さいほど水質が悪化しやすく、温度も変化しやすいので、30cmあると飼育しやすいです。

特に初心者であれば、小さな水槽での飼育は難易度が上がってしまうので、30cm以上の水槽を使用してみてください。

水槽が30cmほどの大きさがあれば水温を一定に保つための水槽用ヒーターやクーラーが設置できますので、より温度管理しやすくなります。

ちなみにベタの適正水温は25~28℃となっておりますので、この間の温度を一定に保つようにしましょう。

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飼育する際の注意点は?

ベタはコップでも飼育できるといわれており、実際は不可能ではありませんが、かなり難易度が高くすぐに死んでしまうことがほとんどです。

せっかくお迎えしたベタを長く楽しむためにも、狭い環境ではなくある程度広い水槽で、水温や水質の管理をすることが大切です。

確かに小さな瓶や、コップは見た目も可愛らしくインテリア性も高いですが、ベタは生き物ですので過酷な環境におかれてしまうのはかわいそうです。

瓶詰めで販売されていたとしても、自宅では水槽に入れ替えてあげて、飼育を行うようにしましょう。

まとめ

ベタ 飼育



ベタは非常に美しい魚であるのに安価ということで、非常に人気がありますが、それゆえ誤った飼育方法で、すぐに死なせてしまう人も多いです。

今回ご紹介したことをしっかり守って飼育していけば、そうそう飼い始めてすぐに死んでしまうこともないはずです。ただベタ自体の寿命は3年くらいなので、それほど長くはありません。

初心者の方は、なるべくこの年数飼育できるよう、水質の変化を起こさないように維持していくことを頑張ってみてくださいね。

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