欧米ではクリスマスの夜に七面鳥の丸焼きを食べる習慣がありますが、こんがりと焼き色のついた七面鳥の丸焼きは憧れでもありました。

日本ではあまり馴染みのない鳥だけに、味はもちろんのこと鳴き声すらよく分かっていない人は多いと思います。


また、七面鳥と言う名前の由来なども気になりますよね。

今回は、そんな七面鳥の鳴き声!名前の由来・ペットでの飼育・野生の生息地についても解説いたします。

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目次

野生の七面鳥の生息地

七面鳥は、ほとんど日本で見かける事はなく馴染みのない鳥である為、七面鳥の肉を食べると言う習慣はありませんよね。

そもそも七面鳥は、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコに分布するキジ科のシチメンチョウ属に分類される鳥で、主に開けた落葉樹と針葉樹の混合林に生息しています。


そんな七面鳥を食べる習慣がついたのは、17世紀頃、ヨーロッパからアメリカ大陸に移住したヨーロッパ人が寒さで食べる物が無く飢えをしのぐために野生の七面鳥を食べたことが始まりとされております。

その後ヨーロッパでは七面鳥に感謝の意を払い収穫祭では大きな七面鳥をクリスマスのメニューとして家族で食べる習慣がついたと言われています。

名前の由来

七面鳥 鳴き声 由来 ペット 飼育 生息地



七面鳥と言う名前は和名であり、頭部から首にかけて露出した皮膚(肉垂)が興奮すると赤や青、又は紫と変化する事から七つの顔を持つと言う意味でつけられたとされています。


因みに、雄は繁殖期を迎えると肉垂の部分がより鮮やかになるようです。

新潟県や佐賀県では、様々な色に変化する紫陽花を七面鳥と呼ぶ事もあり、気持ちが変化しやすい人の事も七面鳥と呼ぶようです。


また、英語名では「ターキー(turkey)となり、本来トルコを意味するものですが北アメリカ原産の鳥につけられている由来はトルコ経由で欧州に伝来したホロホロチョウと混同したことにあるとされています。

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七面鳥の鳴き声

現在七面鳥は、食用の為に日本でも家畜として飼育される事が多くなりその鳴き声を聞く機会も増えましたが、皆さまは七面鳥の鳴き声を聞いたことはありますか?

ニワトリなどは早朝に鳴く事は誰でもご存じだと思いますが、けっこう煩いですよね。


しかし、七面鳥はニワトリほど頻繁に鳴く事はありませんが、羽を膨らませてポンポンポン音を出して歩き、時々甲高い声で鳴きますが、その様子は何やらブツブツ言ってるようにも感じられます。

嘴から垂れる肉垂のような物が邪魔をしているのかどうかは分かりませんが、ユニークですよ!


因みに、メスが「カゥ、カゥ、カゥ」と鳴くとこの声に反応するようにオスが鳴き声を返すようです。

興味のある方は一度聞いてみてはいかがでしょうか!


見た目も迫力ありますね♪

ペットで飼育できる?

七面鳥 鳴き声 由来 ペット 飼育 生息地



日本では馴染みのない七面鳥もアメリカでは低カロリー、高タンパクなヘルシーフードとして人気が高く感謝祭やクリスマスには普通に食べられています。

そして中には七面鳥をペットとして飼育する人もおり、添い寝をしたりハグをしたりと犬とそう変わりなく生活を共にしているようです。


臆病な気質から、性格的には穏やかであり、馴れると人懐っこい面も見せてくれます。

近年では日本でも七面鳥を扱うサイトや牧場も増えており、七面鳥の肉が食べられるレストランも数多くあります。


その為、問い合わせれば飼育することも可能ですが、ニワトリよりも大きく最大種では全長が122cm、体重9kgとかなり大きめである事から、広大な大地や、部屋で飼う場合はそれなりのスペースも必要になります。

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七面鳥の値段

実は、七面鳥の飼育が日本で始まったのは照和60年代頃からであり、雛の孵化から食肉処理までを一貫して行っている所もあります。

その為、クリスマスメニューに七面鳥を食べると言う家庭も近年では増えており、だいたいオス1羽で1万8千円(半身9千円)、メス1羽は1万2千円(半身6千円)で購入できるようです。

高いか妥当かは分かりませんが、年に1回と考えれば高過ぎる事は無いと思いますが1羽では大きい為、家庭用のオーブンでは入りきらない事から、先ずは半身から試してみてはいかがでしょうか!

また、飼育目的に牧場などから購入する場合は、成鳥の七面鳥は2万円以上であり、雛の場合は、1500円~2000円くらいで購入できるようです。

近年ではオークションやサイトなどからも購入が可能ですが、取り扱っている牧場、又はペットショップなどに問い合わせる事も良いでしょう。

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まとめ

七面鳥 鳴き声 由来 ペット 飼育 生息地



日本人にとってはあまり馴染みのない七面鳥ですが、アメリカではターキーとして普通に食べられており、中には犬や猫のように部屋の中で生活を共にしている人もいます。

見ると頭部から首にかけて赤や青、又は紫色の肉垂がビロビロと垂れている為、グロテスクであり近寄りがたい感じもしますが、性格的には穏やかで人懐っこい事から、ペットとして飼育することは可能です。

しかし、それなりの広い土地やスペースが必要ですし、ニワトリのような煩さは無いですが、静かでもない為、飼う場合はよく考えて決める事が大切です。

以上、七面鳥の鳴き声!名前の由来・ペットでの飼育・野生の生息地についての解説でした。


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