コガネムシと聞いてどんなことを連想するでしょうか。

生態を知らないと、虫にしてはキラキラと輝く体を持っているので、見た目だけで毛嫌いする人は少ないのではないでしょうか。


またコガネムシは金持ちだ~という童謡の歌詞があるように、そんなイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

ところが、このコガネムシ、実はゴキブリを指すこともある、、ということをご存知でしょうか……


茨城県の北関東方面では、ゴキブリのことをコガネムシというらしいという説があるのだそうです。

なんかそれを知ったら、コガネムシへのイメージが急降下です。


では実際はどうなのでしょう。

コガネムシの生態から解明していきたいと思います。

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コガネムシの生態

コガネムシは北から南まで幅広い地域で生息しています。


活動するのは6月から8月頃で、林や野原に限らず人が暮らす街中にもいます。

どこからともなく飛んできて額などに当たったという経験の人もいると思います。


野原ならあきらめることもできますが、街中や住宅地でコガネムシに衝突されると、とても嫌に気分になることもありますよね。

体色は緑系の光沢でメタリックな感じです。


体長は2センチほどで、実は長い時間、飛ぶことができません。

なんでも体が重いので……というのが最大の理由らしいです。


時折、カナブンと間違えてしまったり、どちらがどっちだかわからなくなることがあると思いますが、そんな時は体に丸みがある方がコガネムシと覚えておくとよいでしょう。

カナブンは全体的に角ばっています。

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コガネムシの幼虫の見分け方

コガネムシの幼虫、実はカナブンと似ているのでパッと見ただけでは見分けることが難しいです。


でも特徴を知ることで確実に見分けることができるので、ここで覚えておきましょう。

(1)大きさ

コガネムシ 幼虫 見分け方 生態 特徴 大きさ 時期



コガネムシの幼虫の大きさは1センチくらいです。

カナブンは3センチ~5センチくらいなので、落ち着いて見比べると違いがわかるくらいの差があります。

(2)発生時期

コガネムシの幼虫は1年中、発生します。

そのため、カナブンの幼虫の発生時期を知り、時期で判別することはできません。

(3)発生場所

腐葉土の中にいます。

カナブンは益虫で、腐った葉などを食べてくれますが、コガネムシは植物の根を食べてしまうため、成虫よりも厄介です。


このようにくるっとなって、土の中にいます

(4)その他特徴

土から掘り出して動きを観察して見分けるという方法があるようです。

わざわざ掘り出して……というのに抵抗がある人は無理してすることはないと思いますが、ガーデニングをする上でコガネムシは幼虫でも成虫でも害虫のようなので、掘り起こせるならした方がよいのかもしれません。

コガネムシは体をひっくり返してもうねりながら体制を戻してしまうのに対し、カナブンはひっくり返ったまま四苦八苦する動きがとても早いそうです。

それらの動きで、のんびりはコガネムシ、動きが早いのがカナブンと覚えるとよいでしょう。

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コガネムシの幼虫の被害

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前の項目で軽く述べてしまいましたが、コガネムシの幼虫は植物の根を食べてしまいます。


さらに未熟な有機物を使ってしまうと、そこから大量発生に繋がる恐れがあります。

どちらの被害も厄介ですが、有機物に関しては注意すれば避けられますが、うっかり幼虫の被害を見過ごしてしまうと、植物は枯れて育たなくなります。


コガネムシは繁殖力が強く、根気のいる駆除になりますので、見つけたら放置せず徹底的に駆除しましょう。

コガネムシがガーデニングをしている範囲内に卵を産まないようにすることで、幼虫の発生を阻止できます。


そのためには、成虫のコガネムシを見落としてはいけません。

農薬には、コガネムシの幼虫用と成虫用がありますので、用途で使い分けることも大事です。

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まとめ

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冒頭の、ゴキブリのことをコガネムシと言う地域がある、その確証には至りませんでした。


しかし、カナブンとコガネムシをまとめてカナブンと言ったり、またその逆があったりする場所もあるようなので、ゴキブリのことをカナブンと言っていたという説ももしかしたらあるのかもしれません。


同じ国なのに場所によって言い方が違ってくるのは、虫に限らずほかにもありますよね。

なぜ日本全国統一してくれなかったのだろうと思うこの頃です。


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