アオリイカは大きく、食用にもなりますし釣りをする方は釣り用の餌としても使うため、認知度の高いイカかと思います。
しかしこのアオリイカのことをどれだけご存知でしょうか。
もちろん、美味しければそれでいいという方もいるでしょう。
だけど、普段食べる方法よりももっと別の食べ方があるとしたらどうでしょうか。知りたいと思いますよね。
そこで今回は実は知っているようであまり知らないアオリイカのことと、そのアオリイカの意外な食べ方などを項目ごとにまとめたいと思います。
実はイカって苦手……という人も、アオリイカのことを知れば食べてみたくなるかもしれません。
ではさっそく、アオリイカの生態・分布から順にいきたいと思います。
目次
アオリイカの生態・分布
アオリイカの胴長はだいたい40センチから45センチほどなのですが、稀に50センチ以上の個体もいます。
それほどまでに大きくなると重さも6キロほどになったりと、重さも通常のイカとは比べ物にならないのです。
5キロ単位で売っているお米よりも重いんですよ、驚きです!
そんなアオリイカはハワイの西太平洋からインド洋の熱帯温帯域に広く分布しています。
日本では北海道南の沿岸、日本海側だと福井県の西側に多く分布しています。
アオリイカの寿命は?
アオリイカの寿命は約1年です。
意外と知っている人も多いのではないでしょうか。
たった1年で一生を終える……そう考えると、なんか切ないものがあります。
しかしたった1年の寿命なのに、胴長が40センチ以上になるのもすごいですよね。
一番大きく成長するとどれくらいになるのでしょうか。
アオリイカの最大サイズは?
噂では~とか話によると……という程度の情報では、どうやら沖縄方面の海水温度が高い海域では大きいアオリイカが釣れるそうです。
実際釣ったという画像や記録は検索すればすぐ出てきますので、最新データを知りたい場合は各自で確認してみてください。
ちなみに、この記事を書いた時点では竹島で胴長59センチのアオリイカが釣れたというデータがあります。
卵の食べ方
アオリイカをみなさんはどうやって食べているのでしょうか。
定番は天ぷらでしょうか。
食べるとなると胴体と足が普通ですが、実はアオリイカの場合、卵も食べられることをご存知でしょうか。
調理の仕方がわからず捨てていた場合はもったいないので、ぜひ調理してみてください。
今はネット検索をすればいろんなレシピがでています。そんな中からかまぼこのような食感を味わえるというレシピをご紹介します。
①卵を取り出したらすり鉢ですりつぶします。
②それを丸めて塩ゆでします。
③湯上がったものを醤油などをつけて食べる
とてもふわふわで美味とのことです。
胴体と一緒に煮つけにして食べる方法もあるようです。
ただし、生では食さないほうがよいかもしれません。
白子も食べることができる?
卵以上に珍しいのが白子です。
こちらももちろん食べられます。
茹でてポン酢で食べることもできますし、オリーブオイルでソテーして食べることもできます。
匂いが気になるようでしたら、和食ならしょうが、洋食ならガーリックなどと一緒に炒めたり茹でたりするとよいと思います。
白子も生では食べない方がいいでしょう。かならず火を通しましょう。
しょうがと一緒に甘辛く煮るという食べ方もあるようです。
日本人には日本食の方が合うと感じる人も多いと思いますので、はじめての時は和食風に味付けしてみた方が失敗もないように思えます。
ゲソと肝の天ぷら♪
まとめ
40センチにもなるアオリイカ、1杯食べるだけでもかなりの分量になりそうですね。
イカ好きならいろんな料理に展開し、創作料理などもしていそうです。
筆者はあまりイカが得意ではないのですが、卵や白子は美味しそうです。
機会があれば白子や卵だけでも味わってみたいものです。
卵を得るにはメスを引き当てなくてはならないわけですが、比較的「これ、大きいな」と感じた場合、メスである可能性が高いそうです。
もし2杯並べる機会があれば、比べて確認してみるのもよいかもしれません。
というわけで、今回はアオリイカの寿命や卵や白子の調理方法などについてまとめてみました。
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→ヒメイカの飼育方法・餌・寿命について解説