新年あけましておめでとうございます。
今年も動物等に関する記事を書いていきますのでお付き合い宜しくお願い致します。
さて新年一発目のテーマですが、今回は「スキニーギニアピッグ」についてご紹介していきたいと思います。
スキニーギニアピッグをご存知無い方は名前を聞いてイメージするのはペット用のブタを思い浮かべるのでは無いでしょうか?
結論から申し上げるとブタでは無く、モルモットの一種なんですよね。
その点も踏まえ、下記よりスキニーギニアピッグ関する情報をお伝えしていきましょう。
目次
スキニーギニアピッグの生態は?
スキニーギニアピッグはモルモットを品種改良して生み出された種類のモルモットになります。
最大の特徴と言うべき点は「毛が無い」と言う事ですね。
他種のモルモットは全体的に毛で覆われていますが、本種は殆ど毛がありません。
所謂、「無毛」な訳ですよ。ただ、足や鼻先に少しだけ毛が残っているタイプも存在していたり、カラーバリエーションが豊富で目の色も赤いタイプが居たり、と本当に種類が豊富です。
他のモルモットと比べると違いは一目瞭然で見た目もブタっぽさがあるモルモットですが、見た目以外は他種モルモットと違いは殆どありません。
体長も大きい個体で30㎝程度で平均サイズは20㎝前後になり、体重も平均体重で1㎏前後になります。
性格も他のモルモット同様臆病な面を持ち合わせている為、最初こそ警戒心が強く物音等に敏感ですが、慣れてくると愛嬌ある仕種を振りまいてくれます。
他にも鳴き声で飼い主とコミュニケーションを図ろうとする面もあり、構って欲しい時、寂しい時、甘えたい時、等様々なシュチエーションで異なる鳴き声で飼い主とコミュニケーションを取ろうとします。
この様に見た目だけでは無い可愛さも持ち合わせているので、近年人気がジワジワ出てきていると言う所も頷けますね。
飼育方法や必要なものは?
ではここからはスキニーギニアピッグを飼育する際に関する情報をお伝えしていきましょう。
基本的に他種モルモットと同じ飼育方法で問題は無く、スキニーギニアピッグだからと言って特別何かを用意しなくてはいけない訳ではありません。
飼育に関して必要になる物と飼育方法をまとめて記載していきますのでご覧ください。
①飼育用ケージ
スキニーギニアピッグは大きい個体で約30㎝程度、と上記でお伝えしましたがケージサイズはその点を踏まえて選ばなくてはいけません。
概ね60㎝くらいの大きさのケージがあれば問題無いでしょう。
モルモット用のケージと言うのは余り販売されていませんので、ウサギ用の物で代用出来ます。
他、市販されているケージでは無く、手先が器用な方であれば自作でケージを作る事も可能かと思います。
100均でよく売られているメッシュパネル等を組み合わせていけば作れると思います・・・、私は不器用なので出来ませんが・・・。
②水入れ/餌入れ
この2つに関しても必須アイテムになりますね。
水入れに関してはケージの側面に引っ掛ける給水ボトルがありますので、そちらであれば使い勝手がいいと思います。
③巣箱
隠れ家になりますので安心して落ち着ける場所を作ってあげる事が大切になります。
スキニーギニアピッグのサイズを踏まえて選んであげましょう。
巣箱もケージ同様、「モルモット用」と言うのが販売されていなければウサギ用で代用可能です。
若しくは自作してもいいでしょう。
④床材
ケージの下に敷く床材も選んであげましょう。
ウッドチップやフリース生地の布等を敷いている方が多いです。
但し、床材は糞や尿ですぐ汚れてくるのでこまめなメンテナンスが必要になります。
以上が主だって必要になる物になってきます。
基本的にペットショップで手に入りますし、ケージ等を自作する場合はホームセンターで材料は調達出来ますので、特別苦労する事は無いと思います。
具体的な餌や与える頻度は?
スキニーギニアピッグの餌に関してですが、他種モルモットと同じと考えて頂いて問題無いです。
モルモット用の人工飼料をメインに、副食として牧草や野菜、果物を与える様にして下さい。
尚、与える頻度に関しては1日1~2度を目安として調整して下さい。
販売価格や販売場所は?
平均的な販売価格としては20,000円~30,000円台くらいが大まかな目安となってきます。
若干、他のモルモットと比べると少し高額になってきますね。
販売場所に関しては大型のペットショップであれば販売されている確率は高いと思います。
他にもネット販売しているショップもありますので、最寄りにペットショップが無い方もネットで検索して探す事は可能ですよ。
平均寿命や病気になった時の対策は?
平均寿命は約5年程度と言われています。
勿論、飼育環境等により異なってきますのであくまでも目安として捉えて下さい。
またスキニーギニアピッグが病気になった時に関してですが、まず第一としてスキニーギニアピッグの診察が出来る獣医さんに診てもらう事が最優先になってきます。
我々飼い主がスキニーギニアピッグが病気になった時の対策として出来る事は、ストレスを与えない環境作りや衛生面に気を付ける事であったりします。
病気にならない様に最善の処置を施しておく、と言った感じですかね。
お風呂に入れても良い?
スキニーギニアピッグのお風呂の関してですが、基本的にはお風呂に入れる必要はそんなに無いでしょう。
と言いますのも、スキニーギニアピッグは自分で毛繕いする事によって身体を綺麗にしています。
普段は乾燥を防ぐ為に皮膚から肌を守る皮脂を出しています。
お風呂に入れてしまう事により、この必要な皮脂を洗い流してしまう恐れもあります。
万が一、体が汚れたりしていた場合はお風呂に入れるのでは無く、ぬるま湯に浸した濡れタオルやペーパータオル等でやさしく拭いてあげましょう。
繁殖は簡単?
スキニーギニアピッグの繁殖に関してですが、簡単かそうでないかと言われると簡単では無いと思います。
何より、ブリーダーでも無いのに繁殖させて産まれてきた子達全てを飼育出来るのか、と言う問題が出てきます。
生命を繋ぐと言う事は素晴らしい事だとは思いますが、ペットを繁殖させる場合は飼育の責任を負わなくてはいけません。
他にもメスにはリスクも伴います。
繁殖に関しては、そこらへんも踏まえて十分に検討して頂いた方がいいでしょう。
スキニーギニアピッグの飼育の様子
飼育時の注意点は?
飼育時の注意点に関しては、最大の特徴でもある「無毛」に関してですが、毛が無い為皮膚が少し他種と比べて弱い点が挙げられます。
皮膚を清潔に保つ様にしなくてはいけませんが、上記項目でお伝えした様にお風呂に入れる際は注意して下さい。
他にも冬場は寒くなると保温能力に乏しい為、温度管理をキチンとしてあげる様に心掛けましょう。
まとめ
ブタの様なルックスをしたスキニーギニアピッグ。
「手乗りブタ」と言われる事もあるそうなんですが、確かに全体的な見た目はミニブタっぽい感じはありますよね。
ただ中身はモルモットです。
モルモットらしい愛嬌であったり甘え方等をしてきて非常にキュートです。
一風変わったモルモットを飼育してみたい、と言う方は一度ペットショップでご覧になってみては如何でしょうか?
虜になってしまうかも知れませんよ!?
以上、スキニーギニアピッグの販売価格や飼育方法 、寿命について解説でした!
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