少し変わった名前をしている「タイコウチ」。

この名前を聞いて「タイコウチ」とはどの様な生物なのか分かった方は中々詳しい方ですね。

タイコウチとはタガメやゲンゴロウと同様、水生昆虫であります。

水生昆虫の代表種と言えば、上の2種(タガメ・ゲンゴロウ)が挙げられるかと思いますが、タイコウチもこれらに次ぐ認知度の水生昆虫では無いでしょうか?

では今回はその「タイコウチ」に関して、その飼育方法や餌等に関してご紹介していきたいと思います。

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生態は?

まずはタイコウチの生態について触れていきましょう。

タイコウチとはカメムシ目タイコウチ科タイコウチ属に分類される水生昆虫の1種です。

分布域は北海道を除いた日本全国に幅広く分布し、水田や池沼及び流れの緩やかな小川に生息しています。比較的浅くて泥深い所に生息しているのも特徴の1つです。

体長は30㎜~35㎜程度で腹部の先に細長い管(呼吸管)があり、これを水面に出す事で呼吸をしています。

体色は暗褐色~茶褐色系の色をしており、マット調な色合いになっています。尚、この長い呼吸管を含めた全体の姿から英名で「Water Scorpion(ウォータースコーピオン)」と呼ばれています。

英名について触れたので和名の「タイコウチ」の由来もお伝えしなくてはいけませんね。

タイコウチの名前の由来ですが、前脚を交互にして泳ぐ様が太鼓を打っている様に見えるので「タイコウチ」と名前が付いたと言われています。

しかしながら他の水生昆虫と比べると泳ぎが下手とされています。泳ぐ姿は恰好よくとも泳ぎは下手って言う点はなんだか可笑しい感じがしますね。

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飼育方法や飼育環境は?

ではお次はタイコウチの飼育方法に関してご紹介しましょう。

タイコウチを飼育する上で必要な物や飼育環境はどうすればいいのか、併せてご紹介していきます。

用意して頂く物は多く無いので簡単に始められますよ。

①飼育用ケース

プラスチック製の虫かご的な物を用意して頂ければ大丈夫です。

複数飼育される場合は少し大きいサイズのケースを用意して頂いた方がいいでしょう。

②底砂/底砂利

水深は浅くていいのでケース底面に底砂及び底砂利を入れてあげましょう。

この際水深は3~5㎝程度で大丈夫です。

③水草

足場にもなるので水草を設置してあげましょう。

④生け花用給水スポンジ

繁殖を目指すのであれば、産卵床にもなりますので生け花用給水スポンジを入れてあげましょう。

この時、全部水中に沈めてしまうのでは無く上面を水面から出しましょう。


基本的に揃える物はこれくらいです。

状況に応じてにはなりますが、産卵床や足場を作ってあげる点がポイントになります。ケース内に水中と陸地を作るイメージですね。

具体的な餌や与える頻度は?

タイコウチ 飼育 餌 寿命



タイコウチは肉食性になります。

自然環境下では魚類や他の水生昆虫等を食べています。

では飼育環境下では何を与えたらよいのか?

タイコウチは基本的に生きている物しか餌として食べないので小さなメダカやミミズ、またはダンゴムシ等を与えましょう。

尚、餌を与える頻度ですがタイコウチは飢えに強いのでそこまで頻繁に与えなくても大丈夫です。

2~3日に一度くらいで問題無いでしょう。

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販売価格や販売場所は?

タイコウチの販売価格はだいたい500円~1,000円台が平均的な相場になります。

販売場所に関しては、昆虫を主に販売している専門店等で販売しています。

他にはネット通販で専門に販売されている業者さんもありますよ。

後は自力で捕まえるかですね。お子さんがいらっしゃれば子供と一緒に探して捕まえるのもいいかも知れないですよね。

タイコウチの卵はどれくらいで孵化する?

タイコウチの卵が孵化するのは概ね2週間掛からないくらいが目安になります。

産卵期は5~7月前くらいまでが産卵シーズンになります。

一度の産卵にだいたい20個前後程の卵を産み付けます。尚、孵化してからは個別に飼育して頂いた方が共食いの可能性を無くせます。

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飼育する際の注意点は?

飼育時の注意点は飼育用のケースは蓋付の物を選んで下さい。水生昆虫とは言え、飛びます。

蓋が無いと飛んで行ってしまう事もあるのでキチンと蓋を閉めましょう。

他には、複数飼育される場合は餌をキチンと与えていないと共食いをする可能性があります。

ただ、頻繁に共食いをする種では無いのですが、可能性は0では無いので餌の管理はキチンとしてあげましょう。

まとめ

タイコウチ 飼育 餌 寿命



タイコウチに関してまとめてみましたが如何でしたか?

基本的に水質悪化にも強く、餌も頻繁に与えなくても良いので飼育に関しては比較的容易だと言われています。

水生昆虫飼育の入門種とも言うべき種類ですね。

しかしながら環境の変化に伴い、一部地域では絶滅危惧Ⅰ類・Ⅱ類に指定されている地域もあります。

幼少期によく見た昔懐かしい種が消えつつあるのは寂しい気もしますが、飼育に興味がある方は是非飼育してみては如何でしょうか?

以上、タイコウチの飼育方法や餌、卵ついて解説 でした!

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