突然ですが、NHK Eテレで不定期で放送されている「昆虫すごいぜ!」って番組をご存知でしょうか?

俳優の香川照之さんが昆虫を紹介する番組なのですが、ご自身監修のカマキリの着ぐるみを着用し「カマキリ先生」に扮し、その回のテーマである昆虫を紹介したり採取したりして生態を紹介する番組なんですよ。

タイトルに「昆虫すごいぜ!」ってありますが、香川さんの昆虫に対する熱量が半端では無く、「いや、あんたの方がすごいぜ(色んな意味で)」って思ってしまうんですが、非常に勉強になるし楽しい番組なんで見た事無い方は是非見て下さい。

何の脈絡も無い様な話をしている様に思われますが、今回ご紹介したいのが昆虫だったのと、先日この「昆虫すごいぜ!」を見て香川さんの熱量が私にも届いたので誰かに言いたかっただけです。。。

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目次

ミヤマカミキリはどんな生き物?

さて本題に入りますが、冒頭の「カマキリ先生」のくだりがあったので「カマキリ」のご紹介・・・、かと思いきや一文字違いの「カミキリ」です。
今回は「ミヤマカミキリ」に関して、ご紹介していきたいと思います。

それではまずは、ミヤマカミキリとはどんな生き物なのか、と言う所から始めたいと思います。

その前にカミキリムシと一口に言いましても世界で見ると約2万種!も存在し、日本だけでも約800種類も存在しています。

その中の1つのミヤマカミキリなんですが、体長が平均的に約3.5~5センチ程度で大きい個体だと約6センチにもなり、日本にいる種類の中では最大クラスのサイズです。

ほぼ日本全域に生息しており、森林等で良く見かけますし、稀に人家にも飛来してくる事もあります。

夏にクワガタやカブトムシを探しに森林に行った時に見かけた事がある方も多いのではないでしょうか?

上記からも分かる様に出現時期は主に6~8月頃で、その時期になると見る事が出来ます。全体的に茶褐色系の色をしており、体は短毛で覆われており、胸部に横皺があるのが特徴です。勿論、カミキリの特徴の1つでもある長くて凛々しい触覚も備わっています。

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ミヤマカミキリの飼育に必要な物は?

ミヤマカミキリ 飼育



さてここからはミヤマカミキリを飼育する際に必要な物をお伝えしましょう。
用意する物はそれ程多くは無いのですぐに手に入れられると思います。

・飼育用ケース

昆虫採集用の虫かごをご用意して頂ければ大丈夫です。
ただ、ミヤマカミキリは他のカミキリムシと比べれサイズが大きいので少し大きめの虫かご等であれば尚良いです。
虫かごで無くても代用出来そうなプラケースがあればそれでも大丈夫です。

・餌

カブトムシやクワガタと同様にクヌギやコナラ等の樹液を餌としています。
従いまして自宅で飼育する際はカブトムシやクワガタ用の昆虫ゼリーを与えて頂ければ大丈夫です。
他にも意外かも知れませんがティッシュにオロナミンCを含ませてケース内に置いてあげるといいみたいですよ。

・止まり木

普段は樹上で生活をしているので飼育時にも、クヌギやコナラの止まり木を用意しましょう。
採取した所で葉っぱ等も一緒に持ち帰り、ケース内に入れてあげ、採取場環境に近づけて下さい。



ミヤマカミキリ

ミヤマカミキリの飼育方法や飼育時の注意点は?

飼育方法としてはミヤマカミキリは夜行性なので直射日光を避けられる場所にて飼育して下さい。

風通しの良い場所で保管/飼育し、あまり乾燥し過ぎるのもよくないので時折、霧吹き等でケース内を湿らせましょう。

飼育時の注意点は他のカミキリ同様、強靭なアゴを持っており嚙む力が結構強いので指などを噛まれない様に気を付けましょう。

私も小さい時にミヤマカミキリでは無いですが、ゴマダラカミキリに噛まれて泣きじゃくった記憶があります。

他に飼育ケース内至る所に糞はしますのでこまめな清掃をしてあげましょう。

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ミヤマカミキリの平均的な販売価格や寿命は?

平均的な価格は300~600円台です。

昆虫を販売しているショップ及びネットショップ又は、オークションサイトで販売されています。

ただ、お金を出して買うのもいいですが、やはり自分で捕まえて飼育するのが昆虫採集の醍醐味では無いでしょうか。

ミヤマカミキリの寿命は成虫になってからカウントするとなると概ね数週間でしょう。

飼育環境により若干は異なる可能性もありますが、ひと夏超えるかどうかくらいの短命です。

幼虫期からカウントすると3年(幼虫期間は3年程)と少し、と言った感じですかね。

まとめ

ミヤマカミキリ 飼育



ミヤマカミキリについてのご紹介でしたが如何でしたでしょうか。

カミキリ自体の種類が凄く多く、色が綺麗な種類もいたり標本用に採取している方もいるそうですよ。

まあ、世界的に見ると2万種にもなるのですから種類多すぎますよね。

ミヤマカミキリは雑木林等に行けば比較的よく見つける事が可能なのでお子さんと一緒に探しに行くのも子供にとってはいい思い出になるかも知れませんよね。

とは言え、最近の子供は昆虫等を触るのが苦手な子も多いみたいですよね。

そんな話を聞くと、時代が変わったのか、と思わざるを得ない感じになってしまいます。

私の幼少期とえらい違いですもんね。虫かごと虫取り網は夏の子供の正装みたいなもんでしたからね。

少々婆臭くなってしまい申し訳ありません、ただ昔を懐かしんだだけです。。。

てな訳で、以上ミヤマカミキリの飼育方法・寿命・販売価格についてわかりやすく解説でした!

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