メンフクロウはシュッとした顔立ちが凛々しく、数いるフクロウの中でも人気が高く、お面を付けたような顔から、和名でメンフクロウと名付けられた鳥です。

フクロウは猛禽類のため、完全な肉食なのでインコなどの小鳥のお世話とかなりの違いがあります。

今回はメンフクロウの飼育をする上での注意点など、詳しくご説明いたします。

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メンフクロウはどんな生き物?

メンフクロウは体長が約40cmほどの中型のフクロウで、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパや、東南アジアなど世界中で生息していますが、残念ながら日本には野生のメンフクロウはおりません。

海外ではネズミを駆除してくれるので、大事に扱われていることも多いです。
日本でいうところの猫のような感じですね。

また、住んでいる環境も多様で、森林や、草原、農耕地、市街地などで暮らしています。

性格は割と温厚ですが、とてもデリケートな面もあり、ストレスにとても弱いところがあります。

飼育する場合は子供の時期から飼い始めて、ゆっくり慣らしてあげた方が良いでしょう。

フクロウの鳴き声は「ホーホー」というイメージですが、メンフクロウの場合は「ギャー」や「ガーッ」といった声で鳴きます。

大きな声なので、飼育するには弊害になることも多いです。

メンフクロウの飼育に必要なものやその値段は?

メンフクロウ 飼育 餌



ケージに入れて飼育したり、お部屋で放し飼いをするという方法がありますが、まずは飼育ケージについてご説明します。

飼育ケージの大きさはメンフクロウが多少歩き回れて、羽を広げてもぶつからないサイズが望ましいです。

大きさだけで見ると、オウムなどの大型の鳥を飼育するケージは非常に大きくゆったりできそうなのですが、メンフクロウなどのフクロウには向いていません。

フクロウとインコやオウムなどの鳥は生態が違うので飼育ケージの構造も異なります。

インコなどの小鳥の飼育ケージは金属の網状になっており、外から姿が良く見える構造となっています。

こういった飼育ケージですと、メンフクロウに過度のストレスがかかり、その他にも網に爪が引っ掛かる恐れもあります。

飼育ケージの止まり木も細いものが多く、メンフクロウの足はインコなどより大きく、無理に止まろうとして、自分の爪で足を傷つけてしまう危険性もあります。

そういったことから、フクロウにはキチンとフクロウ用のケージを購入してあげ、または100円ショップやホームセンターで自作するという方法もあります。

フクロウ用の飼育ケージは、約2~4万円程度で販売されており、自作するなら数千円くらいで作ることも可能でしょう。


他に飼育に必ず必要になってくるのが、革手袋とピンセットです。

メンフクロウはとても爪が鋭く、握力も強いため、手などに乗せたりするときに皮手袋が無いと非常に危険です。

大型のフクロウだと、鷹匠などが使うような本格的なものが必要ですが、中型のメンフクロウはホームセンターなどに売っている作業用の革の手袋でも役目を果たしてくれます。

その場合、値段も1000円ほどで購入できるので、非常にリーズナブルです。

ピンセットは餌を与えるときに必ず使用します。

手で直接餌を与えると、メンフクロウは指ごと餌だと記憶してしまい、餌の時間以外でも指を狙ってくるなど危険性が高いです。ピンセットで挟んで与えてください。

医療用などの簡単に手に入るもので十分ですが、先が曲がったタイプが使いやすくおススメです。


爪切りや水浴びも必要ですが、爪切りに関しては犬猫用のものを使用できるので100円ショップなどで購入も可能ですし、水浴びはご家庭にあるタライや桶、洗面台に水を溜めてする方法などあるので金額的には問題ないでしょう。

初期費用は飼育ケージ代が一番高くなりそうですね。

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メンフクロウの飼育方法は?

飼育方法としては、基本的にケージに入れて飼育し、運動のために外に出す時間を作ってあげる方法が無難でしょう。

お部屋に放し飼いというのも一つの方法ではありますが、その場合は部屋自体がメンフクロウの飼育ケージ状態になるので、汚れたりするのが気になるものを置くことはできなくなります。

フンなどの臭いも発生しますし、なにより決まった場所で排せつをするわけではないので、掃除も大変になります。

放し飼い以外で、革製の足環とそれを繋ぐリーシュというリードを付けて安定した足場につないでおく方法もあります。

一見かわいそうに感じますが、昼間のメンフクロウはあまり動くことが無いですし、部屋中飛び回ってぶつかり怪我をするのを防ぎます。

その他にも、自由に部屋を移動できることで誤食の危険も高まりますので、安全性の確保という点でも便利です。

フクロウはインコなどの小鳥と違い、飛ぶ目的は獲物を狩るときだけなので、常に飛び回っているわけではありません。

普段は飼育ケージにいれておいて、運動のために外に出す際にリーシュで繋ぐのも良いでしょう。


メンフクロウを飼うにあたって、最大ともいえる問題が餌です。

先ほどもご説明しましたが、メンフクロウは肉食なので餌はピンクマウスやウズラなどの動物です。

鳥用に市販されているフードでは主食にならないので、必ずお肉を与える必要があります。
このときに、お肉屋さんなどで購入した鶏肉を与えるのもできますが、栄養を考えると動物を丸ごと与えないと十分ではありません。

丸ごと食べる個体もいますが、大抵は細かくさばいて食べさせます。

このさばく作業も、かなり衝撃的なので抵抗がある方も多いですし、動物を餌にすることに抵抗があったり、見た目が苦手な方は飼育は難しいでしょう。


メンフクロウ飼育の様子

メンフクロウの平均的な値段は?

メンフクロウは流通量も多いため、他のフクロウに比べて安価で購入が可能です。

安いと10~20万円代で購入できますが、一般的には15~40万円と言われております。

安価と言っても、金額としては高く、飼育道具なども揃えるとなると、飼い始める前にはある程度まとまったお金が必要になります。

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メンフクロウの平均寿命は?

メンフクロウは野生では1~2年くらいしか生きられない個体が多いですが、飼育下ですと15~20年ほど生きるとされています。

とても長生きなので飼育の際はよく検討してくださいね。

飼い始めたなら、もう家族です。大切にお世話していきましょう。

メンフクロウを飼育する際の注意点は?

飼育で最も気を付けて欲しいことは、「ロスト」といわれる窓などから逃がしてしまったりすることです。ロストの危険性がとても高いのが放し飼いをしている場合です。

こういった危険を回避するためにも、お部屋で飼育ケージから出すときはリーシュを付けておくと安全です。

鳴き声がとても大きく、頻繁に鳴くので集合住宅での飼育は非常に困難です。

また、他の種類のフクロウよりも「餌鳴き」といわれる、餌を要求するときに鳴くことが多いです。

まとめ

メンフクロウ 飼育 餌



メンフクロウは体が丈夫なため飼育が比較的しやすいフクロウではありますが、猛禽類なのでエサの問題や、鳴き声による騒音などを考えると難しい面も多々あります。

飼育に挑戦したいけど、不安という方は、まずフクロウカフェなどに行ってみるのもよいです。

飼育されているフクロウを間近で見たりできますし、どのような飼育環境下にいるのかがよくわかるのでおススメです。

初めてフクロウを飼うという場合はなおさらよく考えてから飼育を始めてくださいね。

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