近年ではネズミ系の小動物をペットに飼う人が増えていますが、中でもファットテールジャービルと言う名前はご存知でしょうか?

ハムスターよりもパッチリとした大きな瞳とマカロニを思わせる尻尾が可愛いと人気も急上昇中のようです。

しかし、流通量が少ない為にその販売価格や飼育方法などが気になるところです。

今回は、そんなファットテールジャービルの販売価格や飼育方法、繁殖について解説したいと思います。

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生態は?

ファットテールジャービルとは「太い尾のスナネズミ」と言う意味があり正式名称をオブトアレチネズミと言います。

ネズミ目・ネズミ科・アレチネズミ亜科、オブトアレチネズミ属に分類されるネズミで1属1種になり、体長はオス・メス共に約13cm程です。

独特な尾の形状からショップによってはマカロニマウスと呼ばれる事もあり、その名の通りマカロニを思わせるような太い尾には脂肪が入っており健康状態のバロメーターにもなっています。

主にサハラ砂漠北部、イラン、シリアなどが生息地であり地面に穴を掘り集団で生活する夜行性のネズミです。

一般的には穏やかな性質で、人にも馴れやすいですがハムスターとは違った野性味や習慣を持っている為、飼育する際には良く学んでおくことも必要です。

体長は、オス・メス共に約13cm程の大きさであり尾の長さは4~4,5cmです。

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飼育方法や必要なものは?

そんなファットテールジャービルの飼育に必要な物は以下のようなものになります。

・ゲージ(水槽)

金網状の物は足を傷つける恐れがある事から水槽のようなものが良いでしょう。

その中に入れるものとしては、床材用のチップでも良いですが土を入れる事でより自然に近い状態になる為、ファットテールジャービルも喜んでくれると思います。

・回し車

ハムスター用のもので十分です。運動不足にならない為にも必要です。

・温度計・湿度計

砂漠地帯の生き物なので暑さには強いですが、それでも30℃以上にならないように温度管理は必要です。また、直接日の当たる場所にゲージを置かないように注意します。

その他、エサ入れ、給水器、トイレ、巣箱など。

具体的な餌や与える頻度は?

ファットテールジャービル 飼育



食性は、種子や昆虫などを食べる雑食性であり、他にキャベツやブロッコリー、人参などの野菜類やりんごなどの果物も好んで食べる為、それらをバランス良く与えるようにします。

ただ、昆虫などのタンパク質類は摂りすぎると病気を引き起こしやすくなる為、1週間に1回のペースで与えるようにします。

また、種子類を摂りすぎると肥満の原因にもなり病気も引き起こしやすくなる事から、与える量は1日に2粒程度に止める事が大切です。

因みに、ファットテールジャービルはハムスターのような頬袋がありません。その為、餌をため込む習慣がないので1日の必要な量を守って与えるようにします。

販売価格や販売場所は?

近年ようやくペットとして認識され始めたファットテールジャービルは、流通量も少なく価格自体も安定しておらず、ショップによっても違いがありますが、だいたい相場は3千円~1万円位とされています。

また、オスよりもメスの方が縄張り意識が強く気性も激しい為、メスよりもオスの方がおすすめできます。

購入する際は、事前に小動物専門店などで扱っているかどうか問い合わせてから足を運ぶようにしましょう。

平均寿命や病気になった時の対策は

ファットテールジャービルの寿命は犬や猫に比べると短いですが、それでも一般的には3年~4年位と言われておりハムスターよりは少し長めです。
また、飼育環境によってはもっと長くなるようです。

病気の内容に関してはまだ知名度も低く情報も乏しいですが考えられる事は以下のような事になります。

・後足の骨折

後足が骨折しやすい傾向にある為、回し車やゲージの床板などには注意が必要です。

・歯の伸びすぎ

ネズミ目特有であり放っておくことでどんどん伸びるため、時々ナッツなどの硬い物をかじらせて自然に削られるようにします。

・尻尾の膨らみ具合

ファットテールジャービルの尻尾は健康状態を知る上でのバロメーターにもなる為、栄養不足や体力、又は元気がないときは尻尾がしぼんでいるものです。

その為、尻尾の膨らみ具合を毎日観察することで栄養面や病気の早期発見に繋がるものと思われます。

少しでも元気がないと感じた場合は動物病院に相談することも大切な事です。

考えられる主な病気は以下のようなものです。

下痢、風邪、皮膚病、腫瘍などです。



また、人と動物の共通伝染病としては以下の通りです。

・腎症候性出血熱
・レプトスピラ症
・真菌症
・エル二シア症
・サルモネラ症
・野兎病
・ペスト

などが考えられています。

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繁殖は簡単?

ファットテールジャービルの繁殖は、同じネズミ目でもハムスターよりは難しいと言われています。

繁殖行動は他のスナネズミに比べると賑やかな音をたてて昼夜共行動をとるようになり、交尾を行うごとに出血する事が特徴的です。

妊娠期間は他のネズミと比較すると長く、生まれた子供の目が開くまでの時間も長いようです。

また、オスは子育てに協力的ではない為、妊娠が確認された段階で別居させる事が良いとされています。


ファットテールジャービルの飼育の様子

飼育する際の注意点は?

愛するペットが病気や感染症にかからない為にも、ゲージやその他の用具などは清潔に保つ事が大切です。

その為、定期的な水洗いと日光消毒はこまめに行う事が大切です。

また、触れる事が多いとストレスを与える事になる為、静かに観察すると言う目線で見る事が良いようです。

日本に入ってきてまだ知名度も低い為、情報量に乏しい分ジャービルを良く観察することで勉強になると考えられます。

まとめ

ファットテールジャービル 飼育



尾の形からマカロニマウスと呼ばれるファットテールジャービルは近年入荷したばかりのペットである為、国内ではまだ知名度も低く扱っているショップも限られています。

その為、飼育方法などもハムスターに準じる部分が多く繁殖にあたってはまだまだ分かっていない部分も多いようです。

ただ、性質が臆病な分大人しい事から手の平に乗せても静かにしている為、初めて飼うペットとしてはおすすめできます。

ハムスターよりも目が大きく大人しい事から人気が高く、マカロニのような尻尾は健康のバロメーター替わりにもなると言われるファットテールジャービルの価格相場は3千円~1万円と決して高額ではない為、ペットショップに寄った際には一度目を向けて見てはいかがでしょうか。

以上、ファットテールジャービルの販売価格や飼育方法、繁殖についての解説でした。

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