非常に見た目に特徴のある「フウセンウオ」と言う魚をご存知でしょうか?

まあ、特徴があると言うよりかは「可愛らしさ」や「愛嬌がある」と言った方がいいかも知れませんね。

名前から察する事が出来る様に風船の様な丸っこいフォルムをしており、正面から見ると少しすっとぼけた顔に見えなくもないです。

その様な点からして人気が出ている模様なのですが、実際にこのフウセンウオは飼育する事は可能なのでしょうか?

飼育出来るのか否か、そこらへんに着目してフウセンウオについてご紹介していきましょう。

スポンサーリンク

生態は?

まずはフウセンウオの生態から見ていきましょう。

フウセンウオとはダンゴウオ科の魚で北極海等の非常に寒い海に生息しています。

日本近海だと宗谷岬の方であったり北オホーツク海等で確認されています。

冒頭で触れた様に体は風船の様に丸く、体長も成魚で約6㎝程度で小さくて丸っこく可愛らしいさ溢れる魚です。

このフウセンウオ、ただ可愛いだけではなく魚なのに泳ぎが苦手であると言う側面を持ち合わせています。

ここに関してはツッコまずにはいられませんが、これは魚の器官の1つである鰾(うきぶくろ)を持ち合わせていない為、と言われています。

その代わり、腹びれが吸盤状になっており、岩等に張り付いている事が多いです。

寒い海水の中、荒波に耐え岩に張り付いている姿を想像したら、それはそれで可愛いですね。

ただ詳しい生態に関しては今迄飼育研究等があまりされていなく、よく分かっていない部分が多々ある、と言う点が正直な所みたいです。

スポンサーリンク

ポニョのモデルなの?

巷ではジブリの映画「崖の上のポニョ」のポニョのモデルがこのフウセンウオなのでは無いか?と言う話があるみたいなので実際の所どうなのか調べてみました。

結論から言うとポニョのモデルは「金魚」であるみたいでフウセンウオとは関係が無いと思われます。

ただ、ジブリの公式サイト等で発表している訳では無いので諸説あるのであろうと思われます。

映画のポニョはスイスイ泳ぎますし、フウセンウオは泳ぎが下手なので微妙なズレは感じますよね。

ただ、見た目は似てなくはないと思います。

飼い方や必要なものは?

ではここからはフウセンウオを飼育する際の飼い方や必要になる物を紹介しましょう。

①水槽

フウセンウオ自体のサイズがそこまで大きく無いのでW30㎝程度の水槽を用意して頂ければ問題無いと思います。

但し、フウセンウオは水温を低くキープしなくてはいけないので余り水槽サイズが多き過ぎるとそれはそれで電気代の問題やメンテの問題もあるので適度な大きさにしましょう。

②底砂

底砂に関してはバクテリアを培養しているライブサンドと言う物があります。

これを用いれば水槽立ち上げ時に早めに水質安定が見込めます。

若干価格が高い点がネックになります。

③海水

フウセンウオは海水魚になりますので当たり前ですが海水が必要になります。

人工海水の基が販売されていますのでそれで海水を作って頂いて問題ありません。

④濾過装置/冷却装置

水槽内の水質を安定させる為の濾過装置は必須になります。

他にも、冷却装置が必要になるのですが、これはフウセンウオは寒冷な海水域で生息している為、飼育時の適温は15℃前後と言われています。

冬場であればこの水温はキープ出来るかと思うのですが、夏場になると冷却装置を使わなくてはこの温度はキープ出来ません。
ここが1つのポイントになります。

⑤水温計

上記でお伝えした温度を管理する為には水温計は必須になります。

それくらいフウセンウオは水温が上がってしまうと弱ってしまうので注意をしてあげましょう。



基本的に最低限必要な物は上記の様な物になります。

他に+α加えるとしたら、流木や水草等もあってもいいかも知れませんね。

スポンサーリンク

具体的な餌や与える頻度は?

フウセンウオ 飼育



フウセンウオは見た目と裏腹?に肉食です。

自然環境下では甲殻類等を餌として食しています。

飼育時には冷凍エビ等を与えると良いでしょう。

尚、与える頻度としては1日2回を目安に朝・晩という感じで時間を決めて与える様にしましょう。

この際に餌の与え過ぎは水質悪化の原因にもなりますので量には注意しましょう。

販売価格や販売場所は?

まず最初にお伝えしておきますが、フウセンウオを欲しいと思っても中々巡り合えない事の方が多いかも知れません。

あまり市場に出回っていないからです。

出回ったとしてもすぐに売れてしまうみたいなので、こればかりは巡り合わせ、運の部分が強いかも知れません。

ちなみに価格ですが、平均的にみて10,000~20,000円の間くらいが平均的な相場になりますが、販売店により異なるのでおおよその目安の価格になります。

販売場所に関しては海水魚や熱帯魚を多数扱っている専門店や大型ペットショップ等になります。

比較的、冬場に出回る傾向が強い、とも言われています。

スポンサーリンク

平均寿命や病気になった時の対策は?

寿命及び病気時の対策ですが、「生態は?」と所でお伝えした様に飼育研究が余りされていない部分があります。

従いまして、これから記載する事も研究が進むにつれて色々分かってきて多少異なってくる可能性がある点を先にお伝えしておきます。

現時点でフウセンウオの平均的な寿命は約2年程では無いかと言われています。

但し飼育環境下に於いてはもう少し短いと言われています。

その理由は飼育が難しい点が挙げられます。

夏場の水温維持等が原因として挙げられるのでは無いでしょうか。

また病気に関しても詳細は不明な部分が多く、薬浴させるものの快癒しない事が多い模様です。

スポンサーリンク

飼育時の注意点は?

先程からお伝えしている様に一番の注意点は水温管理になります。

他には海水魚飼育の基本的な事ですが、新しく水槽を立ち上げる際に水質を安定させてからフウセンウオを水槽に入れる流れになります。

ここでもポイントが1つありますが、水槽立ち上げ時に水槽の水が安定する迄、約1カ月くらい掛かると言う点です。

初めて飼育される場合はこの部分を知らない方が多いので、ショップ店員さんに話を聞いて手順を覚えてから立ち上げた方がいいと思います。

フウセンウオの飼育の様子

まとめ

フウセンウオ 飼育



フウセンウオの飼育に着目して色々お伝えしてきましたが、正直飼育に関しては個人的には難しいのでは無いかな?と思っています。

海水魚を色々飼育されてきて知識やノウハウがある方は別だと思うのですが、初心者の方がいきなり取り組むには少しハードルが高く感じてしまいます。

見た目の可愛さの余り飛びついたものの、飼育が上手くいかない、なんて事も往々にして考えられます。

その様な点も踏まえ、自身に飼育出来るのかどうか考えた上で飼育して頂ければと思います。

以上、フウセンウオの販売価格や飼育方法、寿命について解説でした!

関連記事
かんたんな金魚の飼い方を徹底解説!

スポンサーリンク