釣り堀などで良く見かけるニジマスですが、ムニエルや刺身などで食べると美味しいですよね。

特に最近では自然養殖も盛んに行われるようになり、私たちの食卓に並ぶ事も多くなりましたが、中には水槽で飼育する人もいるとか・・・!


しかし、この魚がブラックバスと同じ外来種だと言う事をご存知でしたか?

今回は、そんなニジマスの飼育方法!水槽の大きさ・水温・餌などについて解説したいと思います。

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ニジマスの生態

ニジマスの原産地は、アラスカ東部からメキシコ北西部の太平洋側、またカムチャッカ半島であり、明治時代に日本に移入されて以来、日本各地の河川の上流や湖、ダム湖などに移殖されたようです。

生息環境は、一般に流れが速く酸素を多く含む冷たい水を好む事から、主に北海道や東北地方の河川の上流で見かける事が多く、冷水の湖やダム湖などでも発見される事があります。


また、食用として日本各地で養殖がおこなわれており釣り堀などでも見かける事が多い魚ですが、北海道以外では極限られた水域でしか自然繁殖ができない為、残ったニジマスは成魚まで生き残る事は難しいとされています。

そんなニジマスはサケ科の淡水魚である為、基本的に一生を淡水で過ごす事が多いとされていますが、中には海に下る個体もおり海水にも適応する事から、他のサケ類と同じように海を回遊し河川へ遡上する遡河回遊性を持つ魚としても知られています。

淡水型を体に表れる斑紋模様から「レインボートラウト」と呼ばれ、降海型を「スチールヘッド」と呼ばれており、食性は肉食性になります。


産卵期は、生後2年程度で産卵が可能になり10月~3月頃で夏から冬にかけて河川を上り翌春には産卵をしますが、ニジマスはサケと違って何度も産卵を繰り返す事が特徴的です。

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ニジマスの飼育環境

ニジマス 飼育



ニジマスは水質に影響されにくい魚であり、病気にも強い事から飼育自体はそれほど難しい事ではありませんが、水の流れが速く冷たい水温を好む為、最適な飼育環境の下であれば池や水槽で飼育する事も可能です。

(1) 池で飼う場合

ニジマスを池で飼いたい場合は、水温と飼育するニジマスの量に注意する必要があります。

ニジマスが最適だと感じる水温は、2℃~20℃位までであり、高くなると生きられないようです。


また、地下水を利用したとしても季節によって変動があるので難しく、飼育する量が多くなると水の酸素濃度も薄くなる為、酸素を多く含む水を好むニジマスにとっては過酷な環境になります。

その為、ニジマスを池で飼う場合は、低い水温で酸素を十分含む環境が重要になります。


池でのニジマス飼育♪

(2) 水槽で飼う場合

水槽で飼う事ができれば、自宅にいながら渓流に棲むニジマスを見る事ができ、それなりに醍醐味さえ感じますが、熱帯魚のように簡単でない事は確かなようです。

その際に必要なものは以下のようなものになります。

・水槽

ニジマスは稚魚から飼育しても成魚になるころには22cm~23cm程になり、大きなもので80cm~1m近くにもなる為、その後の事を考えて水槽は大きめの物が必要です。

・水槽用クーラー、発泡スチロール

ニジマスは冷たい水温を好むため、低温を保つ為にも水槽用のクーラーは必須であり、発泡スチロールなどは水温を一定に保つため重宝します。

・エアーポンプ

酸素を多く含む環境を好むため、絶えずエアーを送るためにも設置することが大切であり、水の流れを作る為にもフィルターの設置は必要です。


このようにニジマスの最適な環境は、水温が20℃以上にならない事が重要になります。

尚、ニジマスは要注意指定の外来種である為、安易に放流することは禁止されています。

その為、最後まで責任をもって飼う事が大切であるため、衝動的に飼育することは禁物です。


水槽での飼育の様子♪

具体的な餌や与える頻度は?

ニジマスの食性は基本的に肉食性であり、主に水生の昆虫や水面に落ちてきた虫を食べ、また貝類や甲殻類、他の魚の卵、小魚などを捕食していますが、飼育下では冷凍の赤虫や配合飼料、トウモロコシ、マグロ赤身、イカの切り身などの他にカステラなどもよく食べる事から雑食性とも言えます。

与える頻度は、最初は冷凍の赤虫などを朝と夕の1日2回ほど与え、様子を見ながら食べきれる量を与えていきます。

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販売価格や購入場所は?

ニジマス 飼育



ニジマスの販売は、セット価格で販売される事が多いですが、観賞用で少数のニジマスを購入したい場合は、ネット通販が簡単です。

また、大きさや種類によっては価格の変動がありますが、だいたい5cm~10cm位のニジマスで一匹500円~600円前後で販売されており、種類によっては1000円前後で販売されている物もあります。

ネット通販で探す事は簡単ですが、ニジマスを扱っている養殖場に問い合わせる事で与えている餌の情報も知る事が出来るのでおすすめできます。

平均寿命や病気になったときの対策は?

ニジマスの寿命は約4年とされており、発症しやすい主な病気は以下の通りです。

・ストレス

ストレスで水カビ症状などにかかることがある為、水槽内に隠れ屋となる石を置き、水換えを行う事は大切です。

・感染症

ニジマスは病気に強くサケ科の中では比較的高い水温にも耐えると言われていますが、アユに多いとされる細菌性冷水病などは近年、ニジマスにも発症することが確認されています。

稚魚では尾ビレや背ビレのビラン、又は欠損などがみられ、成魚では眼球突出、腹部膨満などの症状がみられるため毎日の観察は大切です。

治療は、水産用医薬品の使用が認められている「スルフィソゾールナトリウム」が有効とされています。

・白点病

ウオノカイセンチュウに寄生される事で発症します。

小まめな水換えが大切であり、その後は薬浴させることで治る事もあります。

また、紫外線殺菌灯やヨウ素液の使用も効果的と言われています。


また、これらの他にも餌が原因で病気になる場合もあります。

天然のニジマスと違い飼育下では餌の脂肪分に違いがある事から、鼻周辺の皮がむけるなどの症状が出るため、餌の成分チェックは必要です。

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飼育する際の注意点は?

ニジマスは冷たい水を好む為、2℃から高くても22℃以上にならないように管理する必要があります。

また、水槽内で数匹飼う場合は、ストレスを受けない為に隠れ家となる石を置く必要があり、体の大きさも80cm以上になる場合もあるため大きめの水槽を用意することが大切です。

その他には、前述にもありますが要注意指定外来種である為、河川への安易な放流は禁止されているので飼いきれなくなったといって川へ放す事はしないようにしましょう。

まとめ

ニジマス 飼育



ニジマスは以前、ニジマス属とされておりサケとは別の魚でした。

しかし、降海型で遡河回遊性もある事からサケなどに近い魚と考えられた為、サケ科の魚になったと言われています。


そんなニジマスは、流れが速く冷たい水を好み酸素を多く含む川の上流、又は冷水のダムや湖に生息しており、現在では養殖も頻繁に行われ、食用魚としても知られています。

特にニジマスの塩焼きやムニエルなどは美味で好物にしている人は多く、また観賞用としても人気があります。


大きな水槽の中で泳ぐニジマスは醍醐味であり圧巻がありますよね。

そんな醍醐味を感じたいと思っている方は是非試してみてはいかがでしょうか!

以上、ニジマスの飼育方法!水槽の大きさ・水温・餌についての解説でした。


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